降り積もる 雪の溶けゆく その刹那

 

10年に一度とも言われた先日の雪がようやく溶けてきた。
日当たりが悪くて、ほったらかしているところの雪は本当に溶けない。

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雪と水の中間くらい、粒子をかろうじて保っている状態の雪が好きだ。
溶けゆく雪ははかなく切ないが、生まれ変わることでもある。

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黒く落ちた背景でなんとなく宇宙的でもある。
実は桶に張ってた氷。

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こうやってみるといろんなものがいろんなものが閉じ込められているのね。

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ピントを外すとこんな感じになる。
これはわざとやっとります。

自然に無駄なものはないという。
雪が不思議な六角形を取ることにも、もしかしたら重大な意味があることなのかもしれない(その形から六花とも呼ばれる)。
ミクロからマクロまで、自然は偉大だなと思う。

地球上には14億km3の水が存在すると言われているが、そのうち淡水の占める割合は2.5%だそうだ。
そして、河川や湖など、表面にあるのはそのうちの0.3%となり、地球上の水に占める割合はわずか0.008%なのだと言う。
この雪も貴重な淡水の一部なのである。

●雪溶け
写真はクリックで拡大します。

この写真見て浮かんだのが、おお牧場はみどりだwww
これって、チェコスロバキア民謡だったのね、ホイ!

この写真は私には珍しく露出補正は±0である。
雪のように白く明るいものは、カメラ側でマイナス補正してしまうので、白ではなくグレーになってしまう。
その為にいつもよりプラスに補正している。
まあ、デジカメなので、撮った写真を見ながら補正しても良いし、現像の段階で直しても良い。
雪の撮影はプラス補正がセオリーとされてはいるが、その時々の状況や狙いによってその限りではないと思っている。
好きなように撮れば良いと思うし、不満があるなら調整すれば良い。
要は自分の中に狙いがあり、その通りに撮れるかどうかの調整できればそれで良いと思う。

Canon EOS 7D,EF 100mm F2.8Lマクロ IS USM,ISO感度:100 | シャッター速度:1/125秒 | 絞り値:F9 | 焦点距離:100 mm | 露出補正:0

雪溶け

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