canon EOS 7D ver’2.0.0へアップデート 完 了 !

 

いつも使っているEOS 7Dの新しいファームウェアがリリースされた。
今まで確か1.2.5から一足飛びに2.0.0となり、大幅に改良が加えられた。
変更点は以下に。

1.連続撮影可能(バースト)枚数が向上しました。
【JPEG ラージ/ファイン】:約94(126)枚*1⇒約110(130)枚*2
【RAW】:約15(15)枚*1⇒約23(25)枚*2
【RAW+JPEG ラージ/ファイン】:約6(6)枚*1⇒約17(17)枚*2

2.新規アクセサリーの“GPSレシーバー GP-E2”に対応しました。
3.ISOオート時の上限感度設定機能を追加しました。
4.カメラ内RAW現像機能を追加しました。
5.画像再生時のクイック設定機能を追加しました。
6.レーティング機能を追加しました。
7.JPEGリサイズ機能を追加しました。
8.録音レベルマニュアル調整機能を追加しました。
9.ファイル名自由文字設定機能を追加しました。
10.エリア(タイムゾーン)設定機能を追加しました。
11.画像拡大時の画面スクロール速度を向上させました。
12.外部ストロボを使用し断続的な連続発光した場合にシャッタースピードが長秒時になることがある現象を修正しました。
13.動画のExif情報の色空間情報を修正しました。
*1 当社試験基準4GBカードを使用し、当社試験基準(ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード)で測定。( )内の数値は、当社試験基準Ultra DMA(UDMA)対応4GBカード使用時の枚数
*2 当社試験基準8GBカードを使用し、当社試験基準(ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード)で測定。( )内の数値は、当社試験基準Ultra DMA(UDMA)対応128GBカード使用時の枚数

ダウンロードはこちらより可能。
http://cweb.canon.jp/drv-upd/eosd/eos7d-firm.html

 

 

●オート設定でのISO感度の上限が6400に!

常用ISO感度6400をうたっておきながら、オートでは3200までしか上がらなかったのがここでようやく6400まで上がるようになった。
正直なところ、ISO感度3200でもけっこうなノイズがのっていたので、これなら6400でも大して変わらないかな、というレベル(そのうち画像載っけます)。
まあ、ブレるよりはマシかなという程度だ。
それでも、3200の時と比べて倍のシャッタースピードを稼げるのだから、緊急避難的に意味は大きい。

欲を言えば、レンズの手ブレ補正の強度によってISO感度を制限するようなモードが付けばさらに良かった。
手ブレ補正のメリットはISO感度を抑えられることにあると思うからだ。
いかに進歩してISO感度の上限が上がっても、数字が大きくなればやはりノイズは乗ってくる。
もし仮にメーカー純正のレンズしか対応できないとしても、それはそれで純正の商品価値が上がるではないか(もしかしてその対応ができなくてやってないとか?)。
はやくやって下さいよキャノンさん!!

あとは、自分はあまり連射は多用しないまでも、先日のアリのように行う場合もある。
http://blacklizard3.sakura.ne.jp/wp/?p=1657

そういう場合では、やはり連続撮影枚数が上がったことのメリットは大きい。
上限に達してしまって、画像の転送が終わるまで待ってなくてはならないのは、目の前に被写体がある状況としては非常に悔しいからだ。

●7Dはいまだ現役

他の最新機種と比べると上限のISO感度などは見劣りするものの、視野率100%のファインダーや、オールクロス19点AFセンサー、秒間8コマの連続撮影など、使用する上で全く不足はない。
一世代前の映像エンジン(DIGIC 4)とは言え、2個載せた甲斐があると言うものだろう。
パソコンでもそうだが、基本性能の高いものを買うと少し値段が張るとはいえ長く使える。

未だMarkⅡの噂は出てこない7D。
代替わりの早いデジタルカメラにおいて、こうやってアップデートして長く使えるというのは実にありがたい。
メーカーとしては儲けられないかもしれないけれど、私としてはそういう姿勢に共感するものがあるのだ。

発売から期間が経って値段もこなれてきた7D。
今が買い時かもしれませんよ。

2 COMMENTS

(@takanobu12345) (@takanobu12345) へ返信する コメントをキャンセル

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