日本地質学会と飛鳥山公園

 

土曜日、日本地質学会による惑星地球フォトコンテストの授賞式へ行って来た。
タイトルからすると日本地質学会と飛鳥山公園が何か関係あるように思えるかもしれないけれど、全くない。
たんに授賞式の前に飛鳥山公園へ行ったというだけ。

●桜の名所の飛鳥山公園

早めに現地へ到着ししておき周囲を散策するのがいつものやり方。
近くに桜の名所である飛鳥山公園があったので今回はそこを散策した。
もちろん桜は終わっているけれども。

モノレール

飛鳥山公園へ行くには階段を登らなければならない。
子供やお年寄りの為に設置されたのがこのモノレール、アスカルゴ。
お金取られるかと思ったらタダだった。

以前電車からこのモノレールを見たことがって一度来てみたかったのだ。
下から上まで2分しかかからないものの、眺めが良くて楽しかった。

路面電車

王子駅の周辺には路面電車が走っていた。
普段目にすることのない路面電車を見ると、なんだか遠くへ来た気がする。
富山の時もそうだったけれど、自分にとって路面電車は旅情を誘うアイテムの一つだ。

ビオラ

桜は終わっていてもビオラが満開だった。

木漏れ日

この日はとても暑く、木漏れ日の下を吹き抜ける風が心地いい。

緑のモミジ

紅葉しているモミジも良いけれど緑色のもまた趣があってよろしい。

逆光もしくはそれに近い状況で撮影するのが葉っぱを綺麗に移すポイントである。
もちろん状況に応じてであるけれど。

都電6080

公園に展示してある都電6080。
と言っても自分には何のことだか良く分からない。

D51

デゴイチことD51(だと思う)。
そう書いてあるし・・・。

路面電車

路面電車良いよお。
一車両しか無いというのがまた哀愁を誘う。
ローカル線の列車が無性に愛おしくなるのと同じだろうか。

路面電車と横断歩道

路面電車を見る機会の無い人間にとっては、電車が横断歩道を渡る人を待っている場面がとても珍しい。

 

 

●北とぴあとスカイツリー

さて、時間も迫ってきたので会場である北とぴあへ。
北とぴあはいわゆるコミュティ施設だ。

プラネタリウムも入っているのを後で知り、しまったと思った。
飛鳥山公園じゃなくてプラネタリウムへ行っておけば良かった・・・。
まあ、次の機会としよう。

スカイツリーへ

新幹線がスカイツリーへ向かって行っているように見える。

期待はしていなかったのだけれど、北とぴあ17階の展望室からの眺望はなかなか素晴らしい。
足元を電車がひっきりなしに行き来しているので、けっこうな電車スポットである。

王子駅周辺

月並みだけれど、人がゴミのようだ(笑)

飛鳥山公園

北とぴあからの飛鳥山公園。
モノレールがよく見える。
上から見ると、ここだけ山になっているのが良く分かる。
だから飛鳥山か。

スカイツリーと飛行船

本日(22日)開業のスカイツリー。
ちょうど飛行船が飛んでいた。
飛行船には一度乗ってみたい。

橋

何橋だったか忘れた。
扇大橋?
貨物列車

貨物列車と旅客列車の競争。
やっぱり貨物列車は長い。

右側に見えるゴミ捨て場みたいな所が、少し前に火事になった所。
この火事かな?
http://blog.esuteru.com/archives/5748513.html

●北とぴあからの風景
北とぴあ、17階からの風景。
5枚の写真を合成。
Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM
クリックで拡大します。

 

 

●惑星地球フォトコンテストに入賞する方法

フォトコンテストの授賞式、来てみれば入賞のみで来たのは自分だけであった。
他の人は優秀賞やそれと入選のダブル受賞の方だった。

なんという恥さらし、と思ったけれど、こういうのはお祭りなんだから皆で盛り上げよう。
むしろおいしい状況だと思おう。

白尾先生

入賞作品の選者の一人であり、丁寧ね講評して下さった白尾 元理(しらお もとまろ)先生。
写真家であり、サイエンスライターである。

世界で初めて月面をハイビジョンで撮影した「かぐや」も担当されたとか。
きっと、元素115を掘削している所や基地など、表に出せないものも見たに違いない(笑)
聞けば良かった(笑)

月のきほん MOON GUIDE/白尾元理

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授賞式、入賞者は作品の解説をしたので、さて自分の時はなんて言おうかと思っていたら、入選だけの自分は無かった。
こういう意図で撮った、なんて言おうと考えていたのに。

授賞式の後、入選者の方々と白尾先生を交えて少しカフェで話す時間を取って下さった。
どういう条件で作品を絞り込んでいくのかなど、興味深い話を聞くことができた。

最初はパッと見で感じるものがあるかどうか。
その次に、どういう場所で撮ったものなのか。
そして、それにジオ(地質学)の要素があるかないかで決めると言う。

総じて見たことのあるようなものや、誰でも撮れる所から撮ったものは評価が辛くなるという。
まあ、当然だ。
とすると、よくもまあ、そこしか無いとは言え誰でも撮れるポイントから撮った自分の写真が入ったものだ。
この辛い評価をくぐり抜けたのだから、相当な強運だったと言うべきだろうか。

あとは、普通の風景写真とは違ってジオの要素が写っているか否かが重要でもあるので、パンフォーカスの方が良いとのこと。
もちろん写真によっても変わってくるだろうけども、その理由から一眼レフなど高価なものでなくてもコンパクトの方がいい場合もあるという。
機動性が高いし、何しろ絞り込まなくてもパンフォーカスが得られる。

白尾先生は普通の人はもちろんのこと、地質学者が驚くような写真を撮りたいと仰っていた。
誰かに見せたい、驚かせたい気持ちは、写真を撮る上ではとても大事なものだ。
その気概、盗ませていただきます!

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