和ろうそくの思い出

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祖母が亡くなったことはこちらに書いた。
http://yukyu.seesaa.net/article/271993270.html

仏壇を漁ってみると自分が兼六園の伝統産業工芸館で買ってきた七尾の和ろうそくが出てきた。
http://takanobu.me/?p=573

忘れていたのか、それとも使わないで取っておいたのか、1本だけ使ってあった。
和ろうそく

残っていた一本に火を点けてみると、確かにもの凄い勢いで燃えた。
祖母曰く、最初はスゴイ勢いで燃えるが、そのうちに落ち着いてきてスゴク長持ちしたという。
石川県へ行ったのは2年前のことではあるが、自分はご先祖様にと買ってきたもので、祖母に手向けることになろうとは思わなかった。

祖母から和ろうそくを使ってみたという話は聞いていた。
法要か何かでお坊さんが家に来た際、こういうろうそくを使って良いのか聞いてみたそうだ。
そうしたらお坊さんは、よく気がつくお孫さん(私のこと)ですねと仰い、使っても大丈夫と言ったそうだ。

とまあ、ここまで書いて、恐山で買ってきた線香と記憶がごっちゃになっている気がしてきた・・・。
http://takanobu.me/?p=379

●和ろうそくの作り方

和ろうそくは溶けたろうを和紙でできた芯に塗りたくって太くしていくという、信じられない製法で作られている。
もちろん手作業である、非常に手間がかかるものだ。

洋ろうそくと比べて芯が太いせいか、燃え方がちょっと違うような気がする。
和ろうそくの芯

●和ろうそく儚さ

和ろうそく

これは最後に残った一本。

和ろうそくにはきれいな彩色がなされている。
燃えれば溶けてしまうその絵は、咲いては散る花の美しさや、いずれは訪れる人の死と生を連想させる。
消えてしまうものにこんなきれいに絵を書くなんて勿体無いと思ったが、それが最高に和ろうそく輝かせる方法なのかもしれない。
人もまた・・・。

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