笠森観音の駐車場で行っていた軽トラ市で、竹チップによるレンコン栽培をされている金坂さんに再会しました。

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前回の続きで、今回は笠森観音の駐車場で開催されていた、軽トラ市の様子を紹介したい。
なんたって第一回目である。
私はもちろん知らずに行ったのだけども、帰ったら家にお知らせが来ており、家の人間はバッチリ知っていたのはご愛嬌。



なんたってやってることすら知らなかったのだから、どんなお店が出ているのなんて知る由もない。
全部で10台くらいが出店しており、ウコンやハチミツ、パンが売られていた。
ちょっとブラブラしていると、竹チップによる蓮根栽培を研究しておられる金坂さんが出店しておられた。



金坂さんは蓮根の栽培を、従来の肥料ではなく竹チップに替えることで、様々なメリットがあることを発見し、実践、研究されている。
以前、プロジェクト長南のギャラリーへ行った時にお会いし、その時は概要だけだったのだけども、今回は詳しく聞くことができた。



●蓮根栽培の問題点は浮草とアブラムシ
蓮根
蓮根栽培の問題点として、大量の浮草とアブラムシの発生があるという。
原因は肥料に含まれる窒素分(植物の三大栄養素である、窒素リン酸カリウムの窒素ね)であり、それを求めて浮草が大量発生してアブラムシがたかる。
浮草は取りきれず、アブラムシは防除しなければ蓮根が全滅してしまう。
かといって肥料を入れなければ蓮根は大きく育たない。
結果として肥料と農薬が必要になってしまう。
そこで辿り着いたのが竹チップなのだそうだ。



竹チップに変えた結果、浮草は増えず、アブラムシも付くことはあっても増えなかったという。
その理由として、肥料による窒素供給がないからではないかと。
しかし、通常では、窒素分が少ないと葉が黄色くなってしまうそうだが、それもなく、生育の遅れも目立ってはなかったそうだ。
そして、収穫においても慣行ものとそう変わりはなかったという。
そうなった理由として、竹チップを微生物が分解するか住み着くかし、窒素分を供給しているのではないかと推測されている。
この結果は、蓮根農家さんほど驚くのだそうだ。



そして重要なのは、竹チップ栽培は手がかからないのだという。
水草が増えなければ取る必要もない。
アブラムシが増えなければ防虫の必要もない。
竹チップは分解に時間がかかり、結果として遅効となって頻繁に入れる必要もない。
もういいこと尽くしなのだという。
私も一番感動したのはこの点だwwww



でも、手がかからないというのはとても大事なことだと思う。
例えば、無農薬栽培をやろうと思っても、除草や除虫に手がかかってしまってはやり切れない。
理想は高くとも、やるのが難しければ新規にやろうという人も出ては来まい。



●レンコンステーキのお味はどうか

蓮根
蓮根
蓮根

蓮根のステーキは美味しいと思ったが、初めての料理法だったのでちょっとピンと来なかった(金坂さん、すみません)。
しかし、その後に食べた蓮根の天ぷらの違いに驚いた。
蓮根の天ぷらはたまに食べるので比較ができる。
私は正直蓮根の天ぷらはそんなに好きではなかった。
なぜって、食感はサクサクして小気味いいけども、なんか味らしい味もないからだ。
それが、金坂さんの蓮根で作った天ぷらは、普通のものとはまるで別物だった。
蓮根の味には違いないのだけども、格段に味が濃く、蓮根ってこんな味だったんだ、と、スゴク驚いた。



正直な話、長南町の名物が蓮根と聞いて、あまり良いイメージは抱かなかった。
どちらかというと脇役であり、主役は張れないと思っていたからだ(脇役も大事であることは重々承知しているけども)。
でも、これなら文句なく主役を張れると思う。
これでこそ、名物だと胸を張れるのではないかと思う。
今後の展開として、有名料亭やマルシェへ持っていくことで知名度の拡大と拡散を図っていくという。



●イノシシ対策としての竹チップ
蓮根
竹チップの効用として、竹林の整備も視野に入れられている。
今、長南町(長南町に限らず、けっこう各地であるようだけども)ではイノシシの被害が多発している。
農作物が荒らされたり、今のところ人的被害は聞いていないけども、増えてくればいずれ起こる可能性はあるだろうし、クルマと衝突することもあるだろう。
クルマで走っていてあの巨体が出てくるとビビりますよwww
現状の対策として、猟友会による駆除をするくらいしかできていないが、山に手が入ることでイノシシの発生も防げるのではと。



それだけでなく、林業と協業することでお金が回るようになり、好循環が生まれる。
好循環が生まれれば新規就農等で人も入ってくるようになる。
結果として、長南町が直面しているイノシシ被害と過疎を解決できる可能性があるという。

蓮根
収穫した蓮根。
慣行栽培のものと大きさは変わらないという。

蓮根
竹チップ栽培蓮根のパッケージを誇らしげに持つ金坂さん。
後で写真を見て蓮根のコンが魂になっていることに気がついた。
魂入ってます!!
この箱も、新しく竹チップ栽培を始めた人の金銭負担が少ないよう、栽培者の名前の所だけを変えればいいように配慮してある。

11月3日に開催される長南フェスタも出店されると思うので(去年は出したそうだけども、今年は出るかどうか聞きそびれた。でも大丈夫だと思います。)、ぜひご自身の目と舌で確かめてみて下さい!!

●おまけ
軽トラ市

軽トラ市
私が好きな古代米大福。
地元でしか食べられないどころか、地元でもイベントの時にしか買えない味だ。
好きなんですよ、これwwww

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