世紀の傑作。ロパート・キャパ、「崩れ落ちる兵士」の真実

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ロバート:キャパ、伝説の戦場カメラマンである。
正直、私はそのくらいしか彼のことを知らない。
生まれ、生い立ちなどはウィキペディアを参照願いたい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%91

「崩れ落ちる兵士」はキャパを一躍有名にした一枚である。
戦場での死の瞬間を、世界で初めて完璧に捉えたとされる写真だ。
しかし、あまりにも完璧すぎるがゆえに、本当に撃たれているのか、捏造ではないかと物議をかもし続けてきた。
ネガが存在しないため、撮影から77年が過ぎた今でも、報道写真の世界に残る巨大な謎となっている。

先日のNHKスペシャルでは、「崩れ落ちる兵士」と同じ場所、同じ時に撮られた43枚の写真を元に、現代の映像解析技術をもってその巨大な謎に迫という、知的スリラーであった。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0203/

結論として、南スペイン、アンダルシアのエスペホで撮られたその写真は、演習中のものであり、「崩れ落ちる兵士」は足をとられて転ぶ瞬間のものであり、撃たれたものでは無かった。
また、撮影者もキャパ本人ではなく、恋人であるゲルダ・タローであった。
(※一応映像解析による推測)

ロバート・キャパとは、二人が創りだした架空のカメラマンだった。
ゲルダもまたユダヤ人であり、ファシズムに強い敵意を抱いていた。
二人は逃れて来たパリで暮らすようになるも、キャパにはカメラマンとして安定した仕事は無かった。
そんな中、現状を脱するアイデアとしてロバート・キャパを創り上げ、未来を託した。

そして撮影したのが「崩れ落ちる兵士」である。
「崩れ落ちる兵士」はアメリカのLIFE誌に掲載され、一躍時の人となる。
しかし、LIFEに掲載される直前、ゲルダは撮影に訪れていたスペイン戦争の最前線で命を落とす。

キャパは「崩れ落ちる兵士」について語ることは無かった。
語らないのではなく、語れなかったのではないかとして番組は締められる。
全く戦闘がないところで撮った写真で戦場カメラマンとして造像を絶する名声を得てしまったことの負債を返すために、キャパは戦場へ向かったのではないかと。

キャパは1954年、第一次インドシナ戦争の取材時、ベトナムで地雷を踏んで亡くなる。
それまでに多くの傑作写真を残した。

正直なところ、その時代にいたわけではないので、ファシズムや戦争がどうだったかは分からない。
でも、写真によって何を変えたいと思うのは同じだ。
キャパとは全然ベクトルも強さも及ぶべくないにしても。

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8 thoughts on “世紀の傑作。ロパート・キャパ、「崩れ落ちる兵士」の真実

  1. キャパがスペイン内戦時に撮った写真。コルドバ戦線の「崩れ落ちる兵士」と、テルエル戦線における「磔になった兵士」が、双璧と思われる RT @takanobu12345: 世紀の傑作。ロパート・キャパ、「崩れ落ちる兵士」の真実 http://t.co/XQxNrHf3

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