雷の撮影って難しいんですよ

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昨日の読売新聞一面、被害に遭われた方には申し訳ないとも思いつつ、一枚の写真に目を奪われた。
それがコチラ。

通常雷の写真を狙う場合は、出そうな場所にカメラを向けてスローシャッターで撮る。
シャッターを開けいる間に閃光が走れば写る寸法だ。
普通のシャッタースピードで撮って、カメラを向けた方向、タイミングでそれが写る可能性がものすごく低いのだ。

上の写真を見てみると、観客席の人はブレていない。
にもかかわらずきちんと写っている所を見ると露出も適正だ。
とすると、普通に撮った写真にたまたま雷が写り込んだ可能性が高い。
相当に運が良い写真だと思われる。
もしかしたら動画の切り出しかもしれないけれど。

●雷の原理はまだ未解明

これだけ身近な現象にもかかわらず、雷の原理は未だに未解明の部分が多い。
そもそも落雷の原理も、大気の絶縁性を雷雲の電位差が上回ることがない(大気に電気を流せるだけの電圧がない)など、分かっていないのだ。

落雷のプロセスは、雷雲から地上に向かってステップト・リーダー(階段上先駆放電)が放たれ、先端が地上に近づくと、ストリーマーと呼ばれる地上からの放電がこれを迎える。
両者が出会った瞬間に凄まじい閃光と3万アンペアとも言われる電流が流れる(リターン・ストローク)。
3万℃にも達するという熱量により熱せられた空気が急激に膨張することで、ドーンッという音がする。

未だ落雷の原理が未解明なのは、リターン・ストロークの際の強烈な閃光(目眩まし)によってアタッチメント・プロセス(最終雷撃過程)と呼ばれる、最終段階の撮影がまだされていないからという。
それを可能とするには、1秒間当たり100万コマを撮影できる高感度カメラが必要だという。
あるにはあるが、まだ実用的ではない。
http://hello.ap.teacup.com/viento/757.html

自分の知っている限りでは、秒間1万コマくらいだ。
雷雲の上方への放電、レッド・スプライトの高速度撮影。
肉眼では一瞬光るようにしか見えない(私は見たことないけど)。

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