この時期は暑さ指数の活用を

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暑さ指数というものをご存知だろうか。
暑さ指数というのは俗称で、正確には「WBGT=Wet Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)」という。
熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標で、湿度、日射、輻射、など、人体の熱収支に与える外的要因を加味した値となっている。
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

 

計測には下のリンクのような装置が必要で、個人でおいそれとできるものではない。
計算でも出せないことはないが、湿球温度とか乾球温度とかが分からなければ正確には出せないだろう。
http://www.wbgt.env.go.jp/doc_observation.php

 

とはいえ、湿度が大きなウェイトを占めていることは分かる。
というのは、人間が体温を下げるしくみによる。
人は汗をかき、その汗が蒸発するときの気化熱で体温を下げている。
湿度が高くなると汗が蒸発しにくくなって熱が逃げない。
その為、体温を下げることができなくなって熱中症になってしまう。
体温を下げられないのだから、水と塩分の補給なんて多少発症を遅らせるくらいしか役にたたないだろう。
高温多湿の日本の夏が世界一過酷といわれる所以だ。

 

そこで、気象庁では3時間ごとの予報を出している。
ちなみに、本日(7月22日)の千葉県市原市の予報を見てみると、既に09:00の段階で危険領域に入っていることが分かる(下のリンクは開いた日のものになっていると思われます)。
https://tenki.jp/heatstroke/3/15/4510/12219/

 

先のリンクに、暑さ指数が31を超えると、お年寄りでは安静状態でも熱中症になる危険があり、運動は特別の場合がなければ中止せよとある。
外や体育館で運動してて熱中症になったという方々は、恐らくこのような状況下で運動していたものと思われる。
対策としては、涼しい所へ移動するか、運動を中止するしかないのである。

 

私は夏の高校野球も悪い習慣の一つだと思う。
炎天下のグラウンドで運動させるなんて、狂気の沙汰だと思う。
熱中症は根性論云々とは無関係である。
体の熱を放出できなくなれば熱中症になるのだ。

気象観測装置

気象観測装置

気象観測装置

これが千葉県の牛久にある気象観測装置らしい。
で、結果はこのように出てくる。
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-45291.html

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Jul 22, 2018