先日ふるさと納税でもらった「魚津水族館のさかな」と「富山のさかな」がなかなかおもしろかった。
「魚津水族館のさかな」魚津水族館のさかなだけでなく施設紹介や仕事内容も合わせてなされており、その名の通り魚津水族館のガイドブックである。
富山の河川コーナーの水槽にいるヨシノボリ類は、下流の水槽から段差を勝手に上ってやってきたとか。
造波装置が経年劣化で壊れており、波の起きない波の水槽になっているとか。
深海コーナーは、普段は暗めの照明になっていて、人が来ると人感センサーで照明が点灯するとか、水温は低く設定してある等、疑問にも答えている。
また、水圧はかけていないという。
浮袋を持っている魚は、水圧のかかっている深海から引き上げると目や内蔵が飛び出してしまうが、浮袋を持っていないゲンゲや貝類、甲殻類等はその限りではなく、また、水圧は生存に必須というわけではないそうだ。
ボタンエビはトヤマエビなのだとか。
へえ、魚って水流に逆らって泳ぐのか。
書いてはなかったけども、エラに効率良く海水を流し込む為なのかな?
リュウグウノツカイは不味いそうですwww
アカナマダ(アカマンボウ目アカナマダ科)に属する海水魚。というリュウグウノツカイ(アカマンボウ目リュウグウノツカイ科)に似た魚の胃の中からプラスチック片等の人工物が出てきたそうで、深海にも汚染は確実に広がっている模様。
異様に細かいペンギン関係図www
富山のさかなの方には、☆の数でレア度(あくまで富山湾において)や、食用のものは食べ方も書かれている。
富山湾でもオンデンザメが見つかったことがあったそうだ。
本来はサクラマスを使っていたますのすしも、漁獲量減の為にサケを用いているとのこと。
ぜひ水族館で展示してみたいと、魚津水族館愛がにじむ。
マツカサウオが発光することを発見したのは魚津水族館だったという。
私も大好きなシロエビだけども、本来はシラエビなのだとか。
シロエビは商品名とのこと。
さすがホタルイカには力を入れている。
巷でいわれている、リュウグウノツカイが揚がると地震が起こることに関連性はないとのこと。
まあそうだろうね。
このように普通の図鑑とは目線がちょっと違っており面白いのだけども、この2冊の本には値段とバーコードが書いてない。
普通に流通している本ではないのだと思う。
手に入れるには、現状魚津水族館に行くかふるさと納税しかないのだと思う。
魚津水族館のクラウドファンディングは2000万円が目標のところ、約3600万円が集まったとのことで、現在は補修工事の為に休館しており、3月1日から開館とのことです。