さて、前回の内宮に引き続いて外宮と伊雑宮である。
本当は外宮→内宮と参拝するのが正しい手順なのだけれど、時間の関係で内宮が先になった。
全然外宮は関係ないのだけれど、開放してくれてあった伊勢市役所?に車を停めて歩いて外宮に向かっていたのだけれど、時空の歪みに囚われて末に行き着いた場所。
働き蜂の巣であるwwww
以前来た時は気が付かなかったけども、外宮は左側通行となっている。
内宮は右側通行となっていた。
陰と陽みたいな関係なのだろうか・・・。
外宮の森も内宮に負けず劣らず素晴らしい。
皆この石に手を当てていたので自分もやってみた。
心なしか、じんわりと熱が伝わってくるような気がした。
三つ石というそうで、有名なパワースポットだという。
今は地震等で埋まってしまったものの、昔は宮川の支流がここを流れていたのだという。
http://www.isesyoyu.co.jp/jinguu/gekuu/mitsuishi.htm
外宮の正殿前。
こちらは古い方。
手前にある大木も相まって、非常に重みのある趣だと思う。
こちらが新しい方。
木の香りがして気持ちがいい。
というわけで、帰ってきた。
内宮で時間を使い過ぎたのでちょっと急ぎ足である。
帰りに見つけたお花畑。
なんか名前がやっつけだwwww
そして伊雑宮。
自分で運転してみると分かるけども、内宮や外宮からはかなり遠い。
なにせここは伊勢ならぬ志摩にある。
伊雑宮の鳥居。
この感じは紛れもない伊勢神宮だ。
来てみてビックリ。
なんと新しくなってない・・・だと!!
お店にいた方に聞いてみたところ、今回内宮と外宮の遷宮が行われたが、違う場所もあるという。
確かに内宮と外宮にも新しくなっていない宮があった。
そして、伊雑宮は来年行われるとのこと。
来年また来るのか?さすがに来ないだろうなあ。
というわけで伊勢(志摩)に別れを告げたのであります。
伊勢に行ったらぜひ伊勢うどんを食べてみて下さい。
あの意外感はなかなか味わえないですよwwwww
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●式年遷宮の謎
20年に一度行われる式年遷宮であるが、いくらなんでも早すぎると思う。
遷宮が20年である理由として、ウィキペディアに推測が載っていた。
●過去の建築様式である弥生建築の保存のため。当時においても、過去の建築様式である弥生建築を保つことに何らかの意義を見出していたために、式年遷宮によって建築様式の保存を図ったのではないか。
●神道の精神として、常に新たに清浄であること(「常若(とこわか)」)を求めたため。建物がいまだ使用可能の状態であっても、老朽化することは汚れ(ケガレ。気枯れ)ることであり、神の生命力を衰えさせることとして忌み嫌われたため、建物を新しくすることにより神の生命力を蘇らせ、活性化することになると考えられたのではないか。
●大嘗祭、新嘗祭、神嘗祭など、祭祀の意義が再構築されたため。毎年行われる天皇祭祀である新嘗祭に対して、天武天皇の時代に初めて行われた大嘗祭は、即位後初めて行われる新嘗祭であり、一世一度の行事として特別視された。これに対応して、毎年行われる神嘗祭に対して、20年に一度行われる大神嘗祭として、式年遷宮が行われるようになったのではないか。
●皇宮の遷移に代えて、遷宮が行われたため。天皇の住まいであり政庁である皇宮は、天武天皇の治世以前には、天皇の代替わりごとに移し替えられていた。しかし、恒久的な宮である藤原京が建設されることとなり、宮の遷移が行われなくなったため、その意義を神宮の遷宮に託したのではないか。
また、式年遷宮が20年ごとに行われる理由についても、同じく確たる記録はないため不明である。推測される主な理由としては、以下の5点が挙げられる。
●建物の「清浄さ」を保つ限度が、20年程度であるため。これは、耐用年数という意味ではなく、神道の宗教的な意味における「清浄さ」である。
●建替えの技術の伝承を行うためには、当時の寿命や実働年数から考えて、20年間隔が適当とされたため。建築を実際に担う大工は、10歳代から20歳代で見習いと下働き、30歳代から40歳代で中堅から棟梁となり、50歳代以上は後見となる。このため、20年に一度の遷宮であれば、少なくとも2度は遷宮に携わることができ、2度の遷宮を経験すれば技術の伝承を行うことができる。
●旧暦の「朔旦冬至(さくたんとうじ)」(11月1日が冬至にあたること)が、19から20年に一度の周期(メトン周期)であるため。
●一世代がおよそ20年であるため。
●神嘗祭に供される穀物の保存年限が20年であるため。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%BC%8F%E5%B9%B4%E9%81%B7%E5%AE%AE
上記の説明には一つ抜けていることがある。
それは古来、伊勢神宮(もとい神宮)は各地を点々としてきたということである。
それを元伊勢という。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E4%BC%8A%E5%8B%A2
なぜ点々としてきたのかは祀られているものに由来するというが、それが一体何なのかは不明である。
今回伊勢神宮へ行って思ったのは、私は信心深いわけではないということだ。
単にこの手の都市伝説が好きなだけなのだなあと、改めて思った次第。