もし天皇陛下がツイッターをやっていたらこんなことをつぶやいたのだろうか。
iPhone11の暗所性能パネェ(iPhoneを使っているかどうか知らないけども)なんてつぶやいたのだろうか。
先日、大嘗祭が行われた大嘗宮へ行ってきた。
日頃これだけの人がどこに居るのか?ってくらい人がいっぱいでございました。
皇居外苑、二重橋の方から入って東宮御所までけっこう歩かされる。
途中手荷物検査とボディチェックを受ける。
ヤバイ!バッグの中には回向院でゲットした威風堂々とした白い粉が入っている。
こんな物見つかったら別室に連れて行かれても文句はいえない。
結果として、そこまで調べられることはなかったので大丈夫だった。
焦ったわあwww
東宮御所内を歩いて大嘗祭が行われた大嘗宮へ到着。
人がいっぱいでどこが何だかよく分からないが、とりあえず南神門。
風俗歌国栖古風幄(ふぞくうたくずのいにしえぶりのあく)。
小忌幄舎(おみあくしゃ)。
大嘗宮を左手から見た所。
定燎舎(ていりょうしゃ)と斎庫(さいこ)かな。
廻立殿(かいりゅうでん)かな。
大嘗宮はぱっと見はとても質素に見える。
恐らく見る人が見ないと分からないような良い木材等を使っているのだろうけども、私は素人なのでよくわからない。
それでも、どことなく感じる凛とした雰囲気は伊勢神宮を連想させる。
ある意味一番異様な建物がこれ。
大麻・・・ではなく榊の枝をこれでもかとくっ付けた膳屋(かしわや)。
神様に捧げる食物、神饌を調理した建物という。
現場でもらった紙をコピーしておくので、詳細はそちらをご覧下さい。
クリックで拡大します。
●大嘗祭とは何か
ところで、大嘗祭とは一体何だろうか。
「新天皇が即位(現代では国事行為となる即位の礼の各儀式が終了)した後に新穀を神々に供え、自身もそれを食する。その意義は、大嘗宮において、国家、国民のために、その安寧、五穀豊穣を皇祖天照大神及び天神地祇に感謝し、また祈念することである」
と、ウィキペディアにはある。
概要は知られているものの、実際何をやっているのかは非公開なので、「折口信夫の唱えた「真床覆衾」論、つまり日本神話における天孫降臨の場面を再現することによって「天皇霊」を新帝が身につける神事であるとする仮説が支持され」というような説も出てくる。
また、「岡田荘司説によると、大嘗祭とは新帝が天照大神を初めて迎え、神膳供進と共食儀礼を中心とする素朴な祭祀である」ともある。
現在上記の説は否定されている。
しかし、聞いた話では、大嘗祭は天岩戸神話を再現することにあるという。
天岩戸神話とは、天照大神が天岩戸に隠れたら世界が真っ暗になって云々というあれである。
隠れるという言葉が意味するところは、文字通り隠れたのではなく、亡くなったことであるという。
天皇陛下が亡くなった際、亡くなったとはいわない。
お隠れになる、崩御するといういい回しをする。
つまり、天照大神の天岩戸隠れとは一旦死んで復活したことを意味する。
神々と食事をする直会の儀とは、つまりは最後の晩餐となる。
食事後、御衾(おぶすま)に横たわることで、天岩戸神話の死と復活を再現する。
これらを再現することが大嘗祭の真の目的であるという。
大嘗宮は伊勢神宮に見立てられ、悠紀殿は外宮、主基殿は内宮に対応しており、同じ儀式を2度行う。
信じるか信じないかはあなた次第です。
これがいいたいが為に大嘗宮まで行きましたwww
大嘗宮一般参観は12月8日まで。
現代の天岩戸を見たい方はお早めに。