いつも使っている市川ソフトラボラトリーのRAWで現像ソフト、SILKYPIX Developer Studio Proの7がリリースされたので、早速入れてみた。
https://silkypix.isl.co.jp/product/dsp7/#pnav
7になったことのトピックスは、円形補正フィルターと段階補正フィルターの搭載、ハイライト部の階調性向上、露出減感時のハイライト復元、新型シャープネス(ナチュラルシャープ)、Lトーンカーブ(輝度トーンカーブ)などが上げられる。
以下、無理やり新しい機能を使ってみた。
●円形補正ツール
いじくりたい部分を円形に選択して調整できる。
全体を暗くし、円形に明るい部分を作ってみた。
●段階補正フィルター
エリアを選択してのグラデーション補正等ができる。
ハーフNDフィルターみたいに使うと便利だろう。
上がLトーンカーブ(輝度トーンカーブ)、下がRGBトーンカーブをいじったもの。
確かに輝度だけ調整した方が自然な感じはする。
●ナチュラルシャープ
等倍切り出し、クリックで若干拡大します。
上がナチュラルシャープで下がノーマルシャープとなる。
ピントが合っている部分は既存のノーマルシャープの方がカリッとしている感があるが、ボケの部分が縁取られて不自然な印象がある。
ナチュラルシャープの方が自然な感じを受ける。
ナチュラルシャープの方が、よりレンズの性能が求められそうだ。
円形補正などの部分補正を使う機会はあんまりなさそうだけども、ハイライト部の階調性向上はありがたい。
以前に撮った画像でも、現像ソフトの性能が向上することで出来あがる画像はけっこう違う。
容量はデカイし現像の手間はあるけども、やはりRAWで撮っておいて間違いはないと思う。