最近思うのは、果たして被写体にちゃんと向かい合えているのだろうか?ということだ。
今の時代、写真はカメラまかせにしていとも簡単に撮れてしまう。
撮った画像はその場ですぐに確認が可能だし、100%は無理だけれども、かなりの部分が補正可能だ。
それだけに、写真を撮るという行為をとても安易に考えていたように思う。
人は人だし、私は私なのでそれでもいいのだけれど、私はそれにちょっと疑問を持った次第。
というわけで、最近は絞り優先のオートをやめてマニュアルで露出を決めて撮っている。
絞り優先オートであれば、絞り以外はカメラ任せにできるが、マニュアルでは、絞りを決めシャッタースピードを決め、ISO感度を決めと自分でやらなければならない(ISO感度はオートに入れられるけどもそれはやらない)。
絞り、シャッタースピードを決めたら、露出は適正だがシャッタースピード足りずにブレてしまう。
そんな状況になったら、ノイズがのるのであまり上げたくないがISO感度を上げなければならない。
その場合、露出は適正なのだからISO感度を上げた分だけ露出オーバーとなる。
なので、シャッタースピードをその分だけ上げるといった具合だ。
よくもまあそんな七面倒臭いことを、と思われるかもしれないが、そうなると必然的に被写体に長く向かい合わざるを得なくなる。
その効果は思った以上に大きいものだと思う。
騙されたと思って、一度設定をマニュアルにしてみて下さい。
面倒臭いですよwwwwwww
そうやって撮ったたんぽぽとすずらん。
たんぽぽは日差しの強い日中に撮ったので、花の部分で露出を図ると影になっている背景が黒く落ち込むのでちょうどよくなった。
すずらんは花の部分で露出を測った。
花は白いので、茎なのは若干アンダーとなる。
でも、その方が緑のいい色がでるのでOKとした。
ちなみに、上の写真は失敗とした。
なぜか、画像の下の方にたぶん地面が写ってしまって背景がうるさいからである。
ただ、これは撮っている時には気が付かなかった。
すずらんの花は腹ばうには少し高い位置にあったので、中腰を少し浮かしたような、かなり無理な姿勢を強いられた。
また、撮った後の画像も、周りがかなり明るかったので液晶画面が見にくい状況であった。
そんなわけで、少しづつ角度や画角を変えて撮ったというわけである。
トリミングしたわけじゃないのよ。
気にしだしたら本当にキリがないのだけれど、ちょっとしたことで写真って変わっちゃいますからねえwwwww