MF(マニュアルフォーカス)のレンズを使わなければあんまり関係ないかもしれない。
今のピント合わせに超音波モーターを使用しているレンズはAF(オートフォーカス)とMFを切り替えなくてもマニュアルで操作できるし(フルタイムMFなんて呼ばれているもの)。
一昔前のものはAFとMFを切り替えないままにマニュアルで操作すると壊れてしまうものもあった。
測光とは言葉の通りで光の明るさを測る機能のことで、露出を決定するもの。
自分はよほどのことが無い限りは「評価測光」で撮っている。
これは撮影シーンに応じて、カメラが自動的に露出を判断んしてくれるというもの。
まあ、画面全体をトータルで測光し、どのくらいかを計算してくれるものだ。
他にも「部分測光」や「スポット測光」などがあり、光を測る部分を任意で選択できるようになっている。
これらを使う場合は「AE(Automatic Exposure)ロック」を併用することになると思う。
これは測光した露出をロックするもので、例えば中央で測光し、その結果をロックすることで任意に露出を変えることができる。
で、自分が使っている評価測光だが、これは単に画面全体の測光に違いないのだと思うが、AFで焦点が合った場所と連動している。
通常撮りたいものにピントを合わせるが、そこを基に測光評価をしてくれるので、使い勝手が非常に良い。
まず、狙った通りの露出を出してくれる。
だが、MFレンズの場合はこれが効かない。
どういう測光をしているのか分からないが、だいぶ自分の感覚とズレた露出設定をしてくる。
だから撮った後の画像確認が欠かせないのだが(MFなのでピントの確認も合わせて)、それはどうにも億劫だ。
まあ、それを含めたMFレンズの楽しみなのかもしれないけれど、デジタルカメラ世代にはちと面倒に感じらてしまう。
自分が使っているMFレンズはCarl Zeiss(カールツァイス) Planar T*50mm F1.4 である。
カールツァイスの名に恥じない、素晴らしい写りをするレンズだ。
ピントリングの滑らかな完食や、金属鏡筒の冷ややかな手触りと質感。
所有する嬉しさ、使う楽しみは抜群なのだが、いかんせんクセ物だ。
もし買われるつもりのある方がおられたらその辺お覚悟を。
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