紫金山・アトラス彗星撮ったどーーー!

 

10月2日の未明。
本当はあまり都合がよろしくなかったのだけども、天気予報を見ると今日を逃すと後は天気が悪い。
恐らく日の出で見られるラストチャンスだと思い、野見金公園へ登った。

紫金山・アトラス彗星

canon EOS R6/キャノン EF70-200mm F4L IS USM
絞り:F4 シャッタースピード:30秒 ISO感度:500 焦点距離:111mm

着いた時はこんな感じ。
この日は湿度が高く、下の方に雲があるようだったので、あまり条件はよろしくない。
撮れるなかあと不安になる。

 

そうこうしているとお一人来られた。
一回下見に来られて、ここなら撮れるかなと思ったとのこと。
この後仕事だと仰っていた。
お互い朝活が捗ります。

 

日の出の一時間前位となり、ボチボチ彗星が登ってくる時間帯。
そちらへ向けて撮るも、やはり下の方に雲がある。
肉眼ではまだ真っ暗でも、カメラで撮ると下の方が茜色になってきている。
日の出が近い。
ダメかなあと思いつつも撮ってみると。

紫金山・アトラス彗星

canon EOS R6/キャノン EF70-200mm F4L IS USM
絞り:F4 シャッタースピード:2秒 ISO感度:32000 焦点距離:78mm

見えた見えた!!
スゲー!!尾っぽ長げー!!
撮れた撮れたと、大の大人がハシャイでいる図は傍から見るとオカシイだろうなwww

紫金山・アトラス彗星

canon EOS R6/キャノン EF70-200mm F4L IS USM
絞り:F4 シャッタースピード:2秒 ISO感度:20000 焦点距離:200mm

200mmにズームして。
もうだいぶ空も白んで来ている。
それにしても本当に尾っぽが長い。
カメラではこれだけはっきり見えているのに、肉眼では全く見えない。
こんなに存在感があるというのにね。
それだけ暗いのか。

 

来てみて本当に良かった。
肉眼で見てみたかったというのが正直なところではあるけども、まあ撮れたので良しとしよう。

 

紫金山(ツーチンシャン)・アトラス彗星は非周期彗星なので、もう二度と戻っては来ない(仮に戻って来ても数十万年単位の膨大な時間の後)。
そんな彗星との、文字通り一期一会の邂逅。
宇宙の時間からすれば人間の一生なんてほんの一瞬だ。
膨大な時間をかけて宇宙を巡る彗星と、ほんの一瞬に等しい時間しかない人間との出会い。
宇宙というのは不思議なものだなあと、そんなことを考えさせられた。
戦争なんかやってる場合じゃないね。

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