御射鹿池から歩いてちょっと下った所にあるおしどり隠しの滝へ行った。
段々になった滝は表情豊かで、とても風情がある。
角度は緩やかだが、水量がけっこうあるので退屈はしない。
こういう滝はスローシャッターで、迫力よりも穏やかな印象を出した。
滝の所々にある緑色はチャツボミゴケというそうだ。
強酸性の水を好むそうで、御射鹿池もそうだが、ここも生物は住みにくい環境なのかもしれない。
濡れたチャツボミゴケがスゴク良い色を出してくれている。
この日は曇り空ではあったが、反射を取る為にちゃんとPLフィルターを使った。
白い白樺の木の枝がちと邪魔だったが、自然のものだし、そのままにしておいた(というか、取りに行けなかった)。
御射鹿池からおしどり隠しの滝へ至る坂の途中から。
訳あって2往復くらいしたら足がだるくなった。
若干標高が高いせいか(御射鹿池で1600mくらいある)息も上がる。
おしどり隠しの滝の名前の由来は、漁師に追われたおしどりがここに隠れて難を逃れたところから来ているとか。
名前は遊歩道となっているが、この岩場を小一時間歩いてくるのはキツかったかもしれない。
御射鹿池から歩いて行けて良かった。