へえ~、LEDライト内蔵のミラーレス用マクロレンズが好調なんだって

 

キャノンから発売されたEOS M(ミラーレス)用の、LEDライト内蔵マクロレンズが好調とのこと。
私はといえば、まあ、あれば便利なのかもね、くらいにしか思わなかったのだけども、それはマクロレンズを既に持ってるからであって、最初の一本とか、EOS Mしか持っていない人にとってはありがたいのだろう。

 

個人的に気になったのは、1.2倍(EOS Mの画像素子はAPS-Cサイズなので、35mm換算で1.92倍)まで寄れる、スーパーマクロモードである。
※この何倍という表記の意味については下に書きます。

水滴に写った花を撮る場合とか、もうちょっと寄りたいなと思うことが多々ある。
そういう時には非常に有用なのではないだろうか。
また、被写体に寄ると光量が不足しがちである。
その場合はISO感度を上げるか、シャッタースピードを落とすしかなかったが、ここで内蔵LEDライトが役に立つだろう。
それを考えると、なかなか良いところを突いて来たなと思うのである。
まあ、既にマクロレンズを持っている人はリングライトを買った方が手っ取り早いのだと思う。
純正は高いので、社外品でねwww

 

●撮影倍率について

被写体をどのくらいの大きさに写せるかという意味で、レンズには撮影倍率が何倍等の表記がある。
一般に等倍(1.0倍)でマクロレンズ(メーカーによって表記が違う場合あり)、0.5倍でハーフマクロなんて呼ばれている。
コンデジの倍は何cmマクロ等、寄れる距離で表記される場合が多いが、一眼の場合はレンズによって異なるので、一番大きく撮れる大きさがどのくらいという表記が用いられる。
例えば下に挙2つのレンズ。
最短撮影距離は上のレンズ0.45m、下のレンズが0.98mとなっており、これだけ見るとより寄れる上のレンズの方が大きく写せるように思える。
しかし、撮影倍率を見てみると、上のレンズが0.23倍、下のレンズが0.31倍となっており、下のレンズの方が大きく写すことができる。
注釈として400mm時と書いてあるが、焦点距離が上のレンズよりだいぶ望遠なので、寄れる距離は遠くても写せる倍率は大きくなる。
もちろんそれだけではないけども、撮影倍率が大きければ、遠方から近くまで対応できる使い勝手の良いレンズといえる。

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