先日ラジオで、柿の実が多いと冬が寒いという、気象のことわざがあるといっていた。
柿は、実ができてくるのは梅雨のころであり、その時に雨が多いと実が落ちしまう。
逆に雨が少なければ実が多く残ることになる。
梅雨に雨が少ない年は、秋が冷え込んだり、寒暖が激しくなるのだという。
もちろん本当にそうなるかは分からないけども、こういうことわざは昔の人の経験からきているものであり、基本的には過去の事例を踏襲する気象予報と同じだと思う。
もちろん昔に気象衛星なんかなかったし、精度だってたかが知れている。
でも、昔は天気と農業が直結していたので(今でもそうなのだけども)、現代人とは比較にならないくらい空を見ていたことだろう。
全体的な予報では曖昧になってしまうのだろうけども、局地予報に関しては未だに経験に基づく気象予報の方が正確なのではないだろうか。
というわけで今年は柿の実がいっぱい成っている。
確かに今年は梅雨時期には雨が少なかった(梅雨が開けてからの方が梅雨っぽかった)。
ここまでは当たっているが、冬本番となったらどうなるだろうか。
何年か前の大雪みたいなことにはならなければいいけども。
ちなみに、写真の月は中秋の名月ではなく、何日か後のもの。
月に露出を合わせてフラッシュを炊いた。