RFマウント統一の為、広角レンズを一本買った。
というのも、持っているのが10mmの魚眼と普通のレンズでどちらも接点がないもので、正直使いやすいとはいえない。
そしてその次が24mmになるので、間を埋めるレンズがない。
なのでもう少し使いやすく、間を埋める焦点距離のレンズを買うことにした。
候補は2つ。
単焦点は安くて良いのだけども、ここは使い勝手を考慮してズームのものとした。
そして使ってみると・・・。

canon EOS R6/ キャノン RF16-28mm F2.8 IS STM
絞り:F2.8 シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:100 焦点距離:16mm
あれ?
解像感は申し分ないものの、広角端だと周りが暗くなる。
これは周辺光量の減光というよりケラレ(画像素子よりもイメージサークルの方が小さく、外側に近い方に光が当たっていない)てる?
カメラ本体や、キャノンのRAW現像ソフトである「Digital Photo Professional」だと普通に(補正されて)表示されているので、「SILKYPIX」で開くまで気が付かなった。
とるならに載っている海外レビューによると、「小型軽量な大口径の広角ズームレンズですが、周辺減光の影響が強い点には注意が必要。過度に目立つのは広角端のケラレと望遠側で広範囲に影響を及ぼす減光効果。
いずれにせよ、歪曲収差や周辺減光の補正が必須となります。」
とある。
キャノンのHPにはそんなことは書かれていない。
本体で画像を確認するにしても(カメラによる画像補正をOFFにしていても)、「Digital Photo Professional」で開くにしても勝手に補正されるから良いんじゃね?と思ったのかもしれないけども、そこは公式HPホームページに書いておくべきだと思う。
壊れてるんじゃないかと思ったぞ。
まあ、基本的に全くの無補正でということはないから良いのだろうと考えたのかもしれないけども、個人的には、レンズメーカーとしてはダメじゃないかと思う。
画像補正前提のレンズであれば、小さく安くできたりするのかもしれない。
でもそうなると、ボケやシャープさも後処理でかなりのことができてしまう昨今、結局レンズは何でも良いということになってしまうのではないか。
とどのつまり、スマホで撮って後処理で良いやということになってしまうのではなだろうか。
それは結局良いレンズが不要となり、レンズメーカーとしての寿命も縮めることになる。
なので私はキャノンの姿勢に異を唱えたい。
株持ってたら株主総会で一言いってやりたいレベルだ。
正解はこっちだったかって、高けーわ。
と思って見たら、新品なら35万円でも、中古なら以外にお値段こなれてきている様子。
迷うな・・・。
画像補正の件には続きがあって、私は大体は「DxO PureRAW 」で処理した後に「SILKYPIX」で色味等を整えている。
が、「RF16-28mm F2.8 IS STM」で撮った画像を処理すると「!」マークが付いて処理できない。
サポートセンターに問い合わせると、レンズモジュールがないという。
これとR6の組み合わせはあって入れたよ?と返すと、ではもう一回削除して入れ直せとのお達し。
やってみてもダメだった。
ダメだと返すと、その後返信はなかった。
その後ちょっとしてアップデートがあり、それを適応したらちゃんと処理できるようになった。
サポートセンターには放置されたので送る義理はないものの、ちゃんとできたよと送ったら、良かったですとの返答。
放置しておいてなんだよと思わなくもないけども、結果としてアップデートしてくれたし(この件が絡んでいるかは不明だけども)、まあ良いやと思った次第。
まあ、ノイズリダクションが非常に優れているので使うのだけども。

「DxO PureRAW 」で処理すれば、レンズのケラレも補正されます。


