星撮り用(それに限定するわけではないけども)に新しい超広角レンズを購入した。
焦点距離10mm、開放F値2.8の魚眼レンズである。
そして、初めてのRFマウント(キャノンのミラーレスのマウント)のレンズだ。
というわけで試し撮り。
写真は全て、絞り:F2.8 シャッタースピード:20秒 ISO感度:6400 焦点距離:10mm
電子接点がなく、絞りと焦点距離は記録されないけども、シャッタースピードとISO感度は残っている。
何の変哲もない夜の駐車場。
せっかく持って行ったので撮ってみた。
魚眼レンズなのでさすがにゆがむが、視野が非常に広大だ。
画角は178度になるという。
人の視野は、横方向に180度~200度といわれているので、両目で見た人の視野に近い。
画角が広く、意識してレンズの手前の方を持たないと指が画面に入ってしまう。
若干フレアやゴーストは出てるけども、高原を直接入れてこれなら問題ないと思う。
RFマウントとはいっても形がそうというだけで、上にも書いたけども電子接点は付いていない。
絞りもフォーカスもマニュアルとなる。
というよりも、そもそもレンズが付いていると認識しないので、レンズ無しでシャッターが切れる設定にしないとうんともすんともいわないのでご注意を。
アマゾンのレビューにうんともすんともいわないとあったけども、恐らく知らなかったのだろう。
電子系がなにも入っていないのでさすがの小ささだ。
そして出目金だ。
ただ、絞りリングもピントリングも細すぎてちょっと使いにくい。
絞りを電子化できればピントリングに余裕ができただろうに。
でもそうするとちょっと高くなっちゃうのだろうな。
鏡筒は金属製で、逆に高級感がある。
接点がないので設定値は持ってこないけども、絞り、シャッタースピード、ISO感度を変えると画面には反映されるので特に困ることはない(露出シミュレーターON)。
今のところ、純正でこの画角、F値のレンズはない。
純正の魚眼レンズはF4のズームレンズだ。
また11mmからのズームレンズがあるけども、こんなの高くて手が出ない。
ただし、7artisans 10mm F2.8は注文してから来るまで3ヶ月位かかった。
世界的な半導体不足や(このレンズには半導体は使ってないけども)中国の電力不足等が重なったと思われる。
お店からは、納入まで時間がかかるけどキャンセルしますか?と都度連絡があって好感が持てた。
アマゾンの方は分からないけども、楽天の方は「5日以内に国際発送、12日以内にお届け予定」となっているものの。確実に手に入れたいなら納期を確認した方がいいかもしれません。