先日、木更津まで出る用事があったので、ちょっと足を伸ばして磯根崎にハマヒルガオを見に行ってきた。
大貫港のすぐ脇に広がる砂浜に、ハマヒルガオは砂に埋れるように咲いていた。
ハマヒルガオをこうやって見るのは初めてだ。
私はもっと朝顔に近いのかと思っていたが、それよりももっとずっと小さく、そんな花が地べたに砂に埋れながら咲いているのを見ると、ちょっといじらしく思える。
子供の釣り教室みたいなのをやっていて、この場所はちょっと賑やかだった。
というか、普通に踏まれるんじゃね?
そんなふうに思いながら写真を撮っていると、釣り人と思しき方が、向こうの方にちゃんと地元の人達が管理している場所があることを教えてくれた。
こちらはもっと磯根崎に近い方。
入り口にはこんな看板が設置してある。
管理してあるとは言っても囲いを作ってあるわけではないので、気をつけないと踏んでしまう。
若干時期が遅かったと見えて、花はまばらではあるものの、特徴的な磯根崎の岩山が入るとやっぱり絵になる。
ひとしきり、私も花のように這いつくばりながら夢中で撮った。
ハマヒルガオは、なぜこんな塩気が多い砂地に好き好んで咲くのだろうか。
これも一種のブルーオーシャン戦略なのだろうか。
競合相手はほぼいないにしても、過酷な地だよなあ。