時系列としては、惑星直列と野見金公園から日の出を見た日、友達からお誘いがあってドライブに出かけた。
当初はトップガン・マーヴェリックでも見に行こうかという話だったのだけども、その後なぜか勝浦に無目的にドライブするという、無計画極まりない素晴らしいドライブになった。
やっぱりドライブはこうでなくっちゃ。
今回はカメラは持って行かなかったので、写真はスマホ(AQUOS Sense6)にて。
一度行ってみたいなと思っていた、海の博物館へ。
初めて来たと思うのだけども、ロビーから見えるツチクジラの骨格は見たことあるように思った。
子供の頃に連れて来られたのかもしれない。
展示は、房総半島の地形や生息する生物の模型、鳥類の模型等がメインになる。
大人になって来るとスゴク興味深い。
房総半島沖は遠浅だとは知っていたけどもそこを過ぎると急激に深くなるのかとか、近くの海にイモガイ(毒腺の付いた銛を飛ばす貝。種類によっては人を絶命させるほど強力な毒を持ったものもいる)居るの?とか、めっちゃ面白い。
小さい魚はちゃんと生きているものも展示されている。
千葉県民の日には入館が無料になるらしいけども、料金は一般でも200円だ(車だと駐車料がかかる)でリーズナブルだ。
海の博物館は千葉県立中央博物館の分館なのね。
世間は猛暑だったのだけども、なぜか勝浦は涼しい海風が吹いていてちょっと肌寒いくらいだった。
冷たい空気と暑い空気が上空で触れるのか、低い雲が早く流れていた。
その分海は荒れていた。
昼食は、せっかくなら勝浦タンタン麺食うべとなった。
有名所(たぶん)は行列ができていたので、勝浦からはちょっと外して興津の松原屋飯店さんへ。
勝浦タンタン麺って初めて食べた。
普通のタンタン麺はごま油が効いて香ばしいものだけども、勝浦タンタン麺は玉ねぎとニンニクが効いていて、いわゆるアリランラーメンに近いと感じた。
アリランラーメンを辛くするとこんな感じになるのではないだろうか。
麺は細麺で、辛いスープと合わさり美味しい。
が、タンタン麺をすすると当然むせる。
熱い!辛い!美味い!!夢中で食べた。
美味しゅうございました。
その後、興津海水浴場をブラブラと。
勝浦みたいに肌寒いほどではないけども、海風が気持ちいい。
海もぬるいくらいで、海水浴には良いだろうな。
最後に養老渓谷の山の駅、喜楽里(きらり)へ。
時間的にはボチボチ山の向こうに日が沈むかという時間帯でも、けっこうな人手で賑わっていた。
食べなかったけども、個人的にはキョンの串焼きに興味を惹かれた。
キョンは小さい鹿のような動物で、房総半島で大繁殖している。
夜、勝浦辺りの山の中を走るといっぱい居て、気味の悪い鳴き声を響かせる。
獣害を抑える意味でも、良い試みだと思う。
外れの方に遠見の滝という、ちょっとした滝がある。
というわけで、当てのない勝浦、興津、養老渓谷ドライブでした。
ガソリン高いと、こういうことも贅沢になっちゃうのかねえ・・・。