少し前、ニコンの一眼レフを触る機械があった。
その時、レンズキャップや、マウントへの取り付けなどが通常とは逆、つまり逆ネジだと分かった。
なぜ??
通常ネジやは左に回すと緩み、右に回すと閉まる。
ネジだけでなく、ボルトや蛇口(バルブ)なども基本的にはこうなっている。
時折その逆の場合もあるが、それは回転体など、緩む方向に力が加わる場合、それではよろしくないということで逆ネジとなっている。
ちゃんと理屈があるわけだ。
でも、ニコンの眼デジになんの理屈がある?
マウントはカチッとロックされるし、レンズキャップにしても回転が逆だから緩まないってことではあるまいに。
ニコンはキャノンに比べて男っぽい、玄人っぽい、プロっぽいと思っていたけれど、そういうことをやられると途端に萎える。
D700は外に測光やフォーカスポイントの切り替えのつまみがあって非常に使いやすいと思っただけに、なんだか残念に思える。
飾っておくだけのものだったらデザイン優先でも良いだろう。
でも、実際手にとって、自分の手足のごとく使うものは、使うという基本は押さえておいて欲しい。
デザインの為のデザインなんて最悪だ。
もし、ちゃんとした理由があって逆ネジとしているのであれば自分の思慮不足です。
ちなみに、タイトルは名著より。
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