お散歩ネット作品展に行ってきたった。キット先生にも会えたぞ。

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好評開催中、お散歩ネット作品展に行って来た。
千葉から調布はけっこう遠いけども、出不精になっちゃいかんしね。

●キット先生にも会えた

作品展は6000~7000点からしぼられての100点だから、さすがに見応えがあった。
皆レベルが高い(私以外はwwww)
これに選ばれた人はさっさと原画出せと、先にネットで見てはいたのだけれど、実際にプリントされてそこにあると迫力が違う。
写真はプリントしてのものなんて、インクと紙を使わせる為のメーカーの回し者のようなことを皆言うけれど、確かにそれは一理ある。
距離感なのかな、とかく人と紙の相性は、パソコンのそれとは異なる。

作品を見ているとおばちゃん3人組みに追いついた。
先に渡された作品一覧から、2点ある私の作品のもう一点が進行方向にあるのは分かっていた。
そこで作品を見つつ後を付けるwwww
すると私の作品を見て「私こういうの好き」とか好評の声が聞こえてきた。
そこですかさず私は「ありがとうございます、撮ったの私なんですよ」と声をかける。
偶然のことに驚かれていたが、こちらとしては半分は想定内。
もちろんスルーされたり、不評であればそのまま立ち去るつもりだった。
思いがけずいい気分にさせてもらった。

ちなみに、早く原画出せのページがこちら。
展示はこの中からのものとなる。
http://osampokit3.sakura.ne.jp/osampo_premium/parts/2011best100/2011best100.htm
私の作品は、変な穴と予備にあるおっぺす。
穴は155mm榴弾砲を筒を後ろから撮ったもので、ちゃんと螺旋状の溝が切ってあるのが分かる。
おっぺすは、道の駅、あずの里いちはらにあるゴミ箱である(おばちゃんにウケたのはこっち)。
風景写真が専門だと言い張ってはいるけども、選ばれたのはこういうのだ。
もしかして私の得意分野は実は風景ではなくそっち系なのかもしれん。
普段からこんなのやってるしwww
https://www.facebook.com/omoshironews
となると、コンデジいつもぶら下げてないとな。
眼デジいらないじゃん!!

ひとしきり作品を楽しんだ後はキット先生の個展の方へ移動。
キット先生もおられるというので、実はけっこう緊張していた。
書かれる文章や風貌からいかついおっさんを想像していたからだ。
でも、実際お会いしてみると、風貌はともかく始終ニコニコとした穏やかな方であった。
サインももらってきたぞwwwww
キット先生のサイン

展示されている作品を前に、撮った時の状況を聞くと参考になることが多かった。
瞬時に撮ったものなのか、または少し状況が変わるのを待って撮ったのか。
瞬時のことに反応する感性ももちろんスゴイと思うが、この待つという行為がなかなか難しい。
瞬時の画に不足を感じて、そこに変化や足し算をするわけだ。

写真は引き算だとよく言われるが、正直引き算はまだ容易い。
しかし足し算は難しい。
下手をやると大概は余計なものが入って台無しになる。
それができる域に私はまだ無いなと思い知った次第である。

また、キット先生の作品はすべてモノクロである。
色ではなく、形や状況に惹かれててのものだからモノクロだと簡単に仰っていたが、それがなかなか難しいのですよ。
もちろん撮ったときはカラーで、現像のときにモノクロに変換したものだけれども、色を捨てるという行為もそれはそれで難しい。
引き算の一環ではあるのだけれど、なかなかそう思い切れるものではない。

サインもそうだけれども、今回展示会に来ての収穫は多かった。
モチベーションいっぱいもらって帰ってきました!

キット先生のご著書を紹介(サインをもらったのもこの本)
初版は平成17年だから、技術など書かれていることはいいかげん古いのだけれど、基本は変わらない。
他の人の書かれたものも読んだけれど、私の写真の基本はこの本にある。

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林 孝信 (@takanobu12345) へ返信する コメントをキャンセル

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