絶賛開催中のお散歩ネット写真展と懇親会に出てきた。
懇親会ではなんでこの写真が選ばれたか等の講評会も行われ、とても参考になった。
写真展の感想は実際行ってもらうとしてここでは書かないwww
なので、懇親会&講評会の感想を書きたい。
私が今回約100枚提出して選ばれたのがこちらの2枚(ちなみにこっちに以前載せた写真です)。
口では何で選ばれたがかわからないと言ってはおいたけども、たぶん選ばれるならこういう方向だろうと検討はしていた(右側の落ち葉の写真ね)。
結果その通りになったわけだけども、選考理由としては、秋を表現する場合普通ならばモミジそのものを撮るが、積もった落ち葉をもってそれをやろうとする人はあまりいないとのこと。
100枚中100枚こういうのを撮れればプロになれると、ありがたい言葉を頂戴した。
ただ、自分で撮った上にこんな好評をいただいておいてなんだけども、人によって評価は真逆になると思う。
キット先生だからこその評価であろう。
おかげでこんな写真を撮るようになってしまいましたwwww
キット先生の考える良い写真というのは、何時間でも何日でも飽きずに見ていられるものだという。
例えばカレンダーになっていたら、一ヶ月経ち、破いて捨てるのに捨てがたいような写真がいい写真だという。
ぱっと見はきれいだけれども、すぐに飽きてしまう写真は悪いとは言わないけれども、この限りではないとのこと。
また、風景写真の奥深さとして、その場所を撮るのに一番良い時に撮ることにあるという。
時に何時間も待ったり、藪をかき分けかき分けようやくたどり着けるような場所にあったりと、無駄とも言える苦労もするが、だからこそ値があると言える。
まさにそれを地で行く、同時開催している「列車のある風景」の写真を見せられ、どうやって撮ったのか解説を聞くと、写真を撮ることに向ける努力とその精度の違いに愕然とさせられるが、正直私もやってできないことではない。
いち写真家として(一応ねwww)身につまされると同時に、勇気ももらったような気がした。
ちなみにキット先生は、サラリーマン時代に通勤の行き帰りで100枚の写真を撮ることを課していたという。
それはまだフィルムの時代であり、フィルム代と現像代を合わせて1日10000円位をはたいていたとか。
でも、それが自分の原点であると仰られていた。
スゲーなあ。
ギャラリー3で同時開催の「東京せつな」を撮られたはんべえさんこと北出さんも解説をされ、スナップ写真の撮り方と、今回写真展をやるにあたってのテーマに非常に悩んだことを教えて下さった。
写真が上達したければテーマを決めるべしという。
テーマとはある意味縛りであるから、例えば同じテーマで何十枚も撮る上で同様の写真を撮らないようにするにはどうしても頭を捻らざるを得ない。
そうやって悩んで試行錯誤することで写真は上達するという。
私はといえば、テーマとしては決めていないものの、上級者コースである長南町というフィールドで撮ることを課している(一応強制ではないものの、長南フォトクラブでは、写真展で一枚は長南町で撮った写真を出すことになっている。観光協会の手前ねwww)。
長南町は本当に何もないから、どうしても頭を捻らざるを得ない。
自分が上達してるとは思わないけども、少なからずその影響下にあることは確かだろう。
楽しいと同時にとても参考になる懇親会だったが、次回はどうなるのだろうか・・・。