現在、ギャラリー「プロジェクト長南」で開催中の、陶芸家、鈴木重孝さんの展示会へ行ってきた。
私は美味しんぼやへうげものを見て焼き物について知った気になっているくらいで、正直よく分からない。
それでも長南町の広報を自称している身としては(ウソ)行かねばなるまい。
鈴木さんの焼き物は白磁、黒磁、織部など非常に多彩だ。
物も食器だけでなく、花瓶やランプシェードなどこれも多彩。
このように食卓のコーデイネートしてあることがいいなと思った。
焼き物を見ていいなと思っても、実際どのように使えばいいかはなかなか想像がつきにくい。
こうやって見せてくれていれば、ああ、こんなふうに使えばいいのだなと分かる。
おかげ私もご飯茶碗を購入。
内側は黄瀬戸と仰っていたが、外の緑は織部?
このへんのカテゴライズが私にはよく分からないが、外の緑と内側の黄色のコントラストに惹かれた。
焼き物の展示の他に、鈴木さんが日頃されていることも写真と解説で紹介されていた。
野菜を育てたり、ピザ窯でピザを焼いたり、子供たちと遊んだりと田舎暮らしはスゴくいいと仰っていた。
今の人達の1割でも他の人と違うことを始めれば、都市への人口の集中も抑えられるのにとも。
昔は東京に住まわれていたとのことで、あそこはお金がないと悲惨の一言だけども、田舎は野菜を育てれば、とりあえず食べるものとしては肉と魚代だけあればいいからいいとwwww
お金は大事だけども、お金じゃ買えないもの、それ以上に価値のあるものがあり、田舎にはそれがあると。
私も漠然と同じようなことを考えてはいたが、実践されている方の言葉は重いねえと思った。
また、一緒におられたスタッフの方はレンコン農家さんで、無農薬による栽培を目指しているという。
いただいた名刺には、「長南蓮根組合 蓮根栽培技術研究(竹チップ・竹炭等)と書かれていた。
そもそもレンコンの栽培に馴染みがないだけに、なんとなくレンコンはあまり農薬が必要ないようなイメージであったけども、そうではないそうだ。
今の農薬に頼った農業では、原料の石油なりリン鉱石などの枯渇すれば成り立たなくなってしまう。
それじゃいかんでしょ、ということで研究されているとのこと。
私は趣味というか実験として無農薬、無肥料の自然農をやったことがあるが、仕事としてやるのは並大抵のことではないと思う。
それでも、やはり今の農薬や肥料に頼ったものは長続きしないと思う。
奇跡のリンゴで一躍有名になった木村さんは、それこそ死ぬような目に合って無農薬のリンゴ栽培を実現させた。
いわゆる常識に逆らうことは、それだけ難しいことだと思う。
なかなか熱いです、長南人!
ランプシェード用に部屋を黒で統一した特別な部屋が設えてあった。
とてもいい趣向だなと思ったが、話に夢中で撮るのを忘れていたのは残念。
でも、いい話を聞くことができた。
あとはこれを話で終わらせないことだな。
展示会は13日(日)まで開催しています。
追伸
名簿に記帳したら、私の名前を見てHPをやられている方ですか?と件の蓮根農家さんに声を掛けていただいた。
林さんも有名になってきたようだwwww(ホントか??)
♪颯爽、登場、孝さんだ~!
♪みんなの人気者(たぶん)。