一年を72に分ける七十二候(しちじゅうにこう)に、蜘蛛の巣白しというのがある(ウソです)。
本当は草露白(くさのつゆしろし)といい、朝露で草が白く光っている様子を表している。
canon EOS R6/キャノン EF70-200mm F4L IS USM
絞り:F4 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:100 焦点距離:165mm
朝、雲の巣に朝露がビッシリと付いていた。
草と蜘蛛の巣の違いはあれど時期的にも今くらいの時分であり、温暖化だ猛暑だといわれていても、確実に季節は進んでいるようでちょっと安心する。
現代は昼も夜も季節もそれほど重要ではないのかもしれない。
でも、以前使われていた不定時法や、季節の事象で暦を分ける二十四節気や七十二候の方が、本来の人間の有り様には合っているのかもしれない。
蜘蛛の巣ってスゴイと思う。
こんなに露がビッシリ付いた状態でも、太陽に向かう(逆行)方向に回ると全く見えなくなる。
こりゃ引っかかるわな。
私もよく引っかかるwww
蜘蛛の巣は細くとも強靭であることが知られているけども、強さの秘密はその構造にもあるそうだ。
以前、蜘蛛の巣を人工的に合成、服を作ったというニュースがあった。
恐らくだけども、強靭であることであれば、ケブラーやコーデュラナイロンの方が強いのだと思う。
そういうものを蜘蛛の巣に変えて作る意味は、生分解性にあると見ている。
現状マイクロプラスチックの影響は未知数だけども、無くす方向に舵は取らねばならないだろう。
余談だけども、季節によって昼と夜の時間が変わる不定時法に自動対応した時計のことを以前NHKで放送していた。
時刻を表示した割符が自動で移動し、その時期の時刻に対応する変態機構だ。
それを腕時計に落とし込んだもの。
ちょっと欲しい。
買えないけども。