大人の文化セミナーの前、パワースポット巡りをしていた。
以前大人の文化セミナーと同じ会場で行われたトリコローレの時には場所が分からず断念した、山宮浅間神社へどうしても行きたかったのだ。
行きたかった理由はこの本に載っていたから。
山宮浅間神社は富士山本宮浅間大社の元宮という位置づけとなる。
祭神は木花之佐久夜毘売命であるが、浅間大神とも言い、富士山を神格化したものとなる。
つまり祭神は富士山それ自体となる。
山宮浅間神社には鳥居が二つある。こちらは手前の鳥居。ここからが境内になるのだと思う。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/40秒
鳥居をくぐると深い森へ続く道のよう。立派な杉林。奥に見えるのがもう一つの鳥居。ちなみにオレンジ色のは自分のクルマ。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/40秒
もう一つ目の鳥居。奥には灯籠がズラーと居並び、あまり大きくない神社にもかかわらず荘厳な雰囲気がする。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/40秒
居並ぶ灯籠。一種異様な雰囲気。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/60秒
手水舎。残念ながら水は枯れていた。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/20秒
センサーでライトが点くハイテクぶり。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/40秒
山宮浅間神社には本殿がなく、いつのころかこの神社に神様を祀る本殿を建てたいと村人が本殿造りに取りかかった。
しかし、上棟式までこぎ着けたときに大風が起こって吹き倒されてしまった。
これが何度か起こり、「山宮浅間神社に本殿を造ろうとすると、風の神の祟りがあるので本殿を造ってはいけない」というようになった。
結果としてこのような原始的な祭祀の場が残された。
奥へと進む。道のど真ん中に丸い石が置かれている。いちいち異様な光景だ。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/30秒
鉾立石。里宮(富士山本宮浅間大社)から山宮へ祭神が帰る神事、「山宮御神幸」の際、神霊の宿った御鉾は木之行事の左肩に乗せて運ばれるが、途中で休憩をとる際はこの「鉾立石」に安置したといういわれがある。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/25秒
ご神木に対面。門が閉まっているが鍵はかかっていない。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/40秒
ご神木である榊の老木。手を触れると、額の辺りに涼風が通り抜け、呼吸がとても楽になるような不思議な感覚になった。何かある、という確かな感覚があった。本当はもっと広角で撮りたかったのだけれど、防塵防滴ではないSIGMAの広角レンズは雨の中では使いたくなったので。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/20秒
先に紹介した本には喘息が治ったという話も載っていたので、何か因果関係があるのかもしれない。
根っこがうねる。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/4秒
ご神木はけっこう高い位置にある。と、調子にのっていたら石段でコケた。罰が当たったか?Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/20秒
雨に濡れる屋根。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/160秒
写真を撮っている時は明るくなっているが、到着したときはまだ真っ暗だった。ボヤーっと白い鳥居だけが見えるところで車中泊は正直怖かった。パタパタと幌を雨が叩くなかで、たまに大きな雨垂れや木の葉が落ちると何かがいるかのようで怖かった。Canon EOS 7D,EF24-105mm F4L IS USM,f/4.0 1/30秒
ちなみに、クルマのナビにはこの場所は出ていなかったので、スマートフォンのグーグルマップで行った。
グーグルマップにはちゃんと山宮浅間神社は載っていたし、ナビまでしてくれる。
グーグル先生がいなかったら辿りつけなかったかもしれん。
畑中 章宏
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