昨日(11月19日)は、月の97.8%が地球の影に入るという、部分月食とはいえほとんど皆既月食に近いことが起きた。
もう既に欠けた状態で昇って来るとのことで野見金公園でスタンバっていたのだけども、月の出自体は雲に隠れていて見えなかった。
見え始めたのはだいぶ上に昇ってからだけども、確かに欠けている。
でも雲が多い。
絞り:F6.3 シャッタースピード:1/20秒 ISO感度:640 焦点距離:150mm
絞り:F6.3 シャッタースピード:1/8秒 ISO感度:640 焦点距離:600mm
野見金公園から見た長南町と欠けた月。
絞り:F6.3 シャッタースピード:1/10秒 ISO感度:500 焦点距離:600mm ±3EV3枚を合成
もう三日月くらいになった。
絞り:F6.3 シャッタースピード:1/10秒 ISO感度:1600 焦点距離:600mm ±3EV3枚を合成
これで最大食付近だと思う。
地球の大気を通した光が月の影を赤黒く照らす。
地球の大気で短い波長の光(青い光)が分散され、残った長い波長の光(赤い光)が月を照らすので赤く見える理屈。
ところで、ちょっと画像の露出を弄るといっせいに月の周りに点々が浮かびかがってくる。
なんだ?センサーのノイズか?と思ったら、月が暗くなることによって普段見えない星が浮かび上がってきたのだという。
月って思ってた以上に明るかったのね。
月自体は、正面から太陽の光が当たるので、クレーターの陰影が出来ずにのっぺりとした表情になる。
というか、ちょっと引けばすばるが入ったのか。
そこまで考えていなかった。
さすがKAGAYAさんだ。
すばると月食の赤い月。
月がほぼ地球の影に入り、夜空が暗くなると、
影をひそめていた周りの星々がいっせいに輝き始めました。
写真左の星の集まりがすばるです。
幻想的な月食の夜、つかの間に見えた天空の宝石たち。
(本日宵、岐阜県にて撮影) pic.twitter.com/UpJUYZcMCV— KAGAYA (@KAGAYA_11949) November 19, 2021
月の出が見られなかったのはちょっと残念だけども、欠けていく過程をずっと見ていられてとてもよかった。
地面の裏側に太陽があって地球が隠していくとか、スゴイですねえ。
追伸
月食で一緒になった、市原アートミックスでボランティアをされる方と知り合いになりました(月食は知らずたまたまだそうで、良いものを見られたと喜んでおりました)。
正直、もっとローカルなしょぼい(失礼)だと思って行ったとはなかったのですが、世界的なアーティストさんも参加している大規模なものとのことです。
よろしかったら是非。
12月26日まで開催とのことです。
自分も行ってみようと思います。