世間では不評のEOS M買ったった。私は天邪鬼ですから、不評とか不人気とかに惹かれるんですwwwww

世間ではAF（オートフォーカス）が遅いと不評のキャノンのミラーレス一眼、EOS Mを買った。
そろそろ代替わりも囁かれており、もう値段もこなれただろうと思い購入した。

実はコンデジのG1XとするかG16とするかで迷っていたのだが、結局普段使ってるRAW現像ソフト、SILKYPIXが両機に対応していなかったので、迷う余地が無かったというわけだ。
コンデジっぽいものがEOS Mしかなく（昔のGシリーズは対応しているものもある）、迷うことなんて端っから無かったというわけだ。

G1X
http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/g1x/

G16
http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/g16/

EOS Mのお値段は価格コム調べでは3万円である。
不評だけに安いwwwww
キットレンズであるEF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMは単品で買うと35000円だが、ボディが付いてそれよりも安いのだからおかしな話である。
結果的には楽天で買って32000円。
必要な物を買い回ってポイント5倍付けで手を売った。
そのリンクがなかったので、もう売り切れちゃったか・・・。

ミラーレスは他にもあるのになぜキャノンなのかと問われると、お値段もあるが、基本的には操作系や名称が普段使いの一眼レフと一緒だからだ。
それに吐き出す画像も似てくる。
それだけでも習熟にかかる手間は相当に違ってくる。

ボディは小さいがズシリと重く、安っぽさは感じない。
とても3万円の品とな思えないwwwww

さすがにボディの大きさに制限があるので、一眼レフのようにダイヤル類でワンアクションで設定を変更はできないものの、タッチセンサーの液晶画面で比較的簡単にできる。
裏面のダイヤルは十字キーも兼ねており、ちょっと力を入れ過ぎるとダイヤルと同時にボタンが押されて変な設定が選択されてしまうことがある。
このへんは慣れでカバーするしかないか。

●AFの遅さは気にならない。

AFが遅いとの評価であったが、使ってみるとそこまで気にならない。
EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMはほぼ無音でフォーカスを合わせてくれる。
フルタイムMF（マニュアルフォーカス）だから、合焦後にマニュアルでピントを移動できる（今のレンズはほとんど可能だけどもね）。
AFは、確かに動き物を撮るにはちょっと遅いかもしれないが、私はほとんど静物なのでこれで十分以上だと思った。
一眼レフとUSM（超音波モーター）の爆速AFと比べるとさすがに見劣りするけども。

●画面タッチでシャッター切れるのが思いの外便利で良い！

EOS Mの背面液晶がタッチセンサーになっており、任意の場所をフォーカスで指定しシャッターを切ることが出来る。
タッチのみでシャッターを切ることはON、OFFが可能で、フォーカス合わせだけをタッチでということもできる。
これが思った以上に便利だ。
自分の思ったところとは違う場所にフォーカスがいってしまうことは多々ある。
それを自分の合わせたい場所にタッチで合わせられるのだから手軽、かつ便利だ。

●そんなわけでちょこちょこ撮ってみたった。

70DのデュアルピクセルCMOSにその座を譲ったとはいえ、腐っても今までキャノンのAPS-Cシリーズを担ってきたセンサーだ。
さすがに画質は良い。
この辺りはやはりコンデジに妥協しなくて良かったと思わせてくれる。

ただ、キットレンズは普段使っているLレンズと比べると、色乗りやボケは今ひとつだ。
その分小さいのだから文句は言えないが。
どうしてもキットレンズが不満なら、アダプターをかませれば良い。
その場合、携帯性は大分劣ることになるけども。

また、晴天時に液晶画面に日が当たる場合はさすがに画面は見えにくい。
でもまあ私の場合、やはりメインは一眼レフの方であり、EOS Mは一眼レフを持っていくのが億劫だとか、はばかれる場合など、今までカメラをもっていなかった隙間（スマホを使っていたけども、画質はイマイチ）を埋める為のものだから、これはこれで良いのである。

ああ、今カメラ持ってたら！！が無くなるのだから、私にとってはそれが多少不満があるものでも最上なのである。
あとはパッとカメラを取り出したり、サッと車を停める場所を見つける反射神経を鍛えねばwwww