先日、地元長南町が町おこしの為にオーロラの投影実験をやるというので撮影してきた。
なんでいきなりオーロラかというと、長南町はサンタクロースに出会えることで有名な、フィンランドのロヴァニエミと姉妹都市提携をって、はい、ウソです。
まあ、細かいことはともかく、確かに思ったよりもオーロラっぽくて驚いた。
全体にボヤーっと光るのではなく、上空に帯のように光がたなびくような感じはなかなか本物っぽい。
オーロラは、上空に向けて強力な電磁波を放ち、空気中の元素(酸素とか窒素等)を励起させ、プラズマ状態にすることで発光させる。
本物のオーロラも、太陽風に乗ってきたプラズマが地球の磁場によって極地方へ曲げられ、地球の大気中の元素とぶつかることで発光するので、偽物とはいっても原理ととしては同じようなものである。
というのもウソで、いくらなんでもさすがにオーロラの投影実験なんてやるはずがないwww
夜中に目を覚ますと霧が湧いており、上空に月が輝っているのが見えた。
こりゃもしかしたら、月明かりに照らされる雲海とか撮れるかもしれんと思い、野見金公園へ上がって来たのだ。
月は早々に雲に隠れてしまったが、これはこれで面白い。
ただ、スゲー暗いwww
夜明けを狙って撮りに来るカメラマンはそこそこおられるが、さすがにこの時間(夜中の3時くらい)は誰もいない。
先のオーロラのような光も、肉眼ではボヤーっと薄明かりがあるくらいにしか見えない。
ISO400、F4、シャッタースピード30秒で撮ってようやくこれだけ映る。
ピントを合わせるのだって正直適当だ。
でも、需要の有無はともかくとして、誰も撮っていないであろう写真を撮るのは気分が良いものだ。