デジカメにつきまとう、写真の保存問題

  デジタルで写真をやっているとどうしても付きまとう問題がある。 際限なく積み上がる画像データをどう保存しておくか、という問題だ。 私は、今までは、OSとは別個の内蔵HDD(ハードディスク)に保存し、バックアップとして外付けのHDDにコピーを取っておいた。 カメラの記憶メディアは、パソコンに画像を移したらその都度消している。 だが、元来ズボラな私は、外付けのHDDにコピーを取るのが面倒臭くて先延ばしにすることが多かった。 つまり画像のバックアップがない状態だ。 幸いHDDがぶっ壊れてデータが飛んだということはなかったけども、今後はどうなるか分からない。 コピーを先延ばしにすると、差分だけコピーするのが面倒くさくなる。 丸々コピーすれば、データ量が多いので時間がかかる。 どんどんドツボにはまっていく。 じゃあ、ちまちまバックアップを取ればいいじゃないか、と思われるかもしれないが、それができていればこんな状態にはなっていないのである。 そこで考えた。 HDDを2つ買ってきてミラーリングしてしまえば良いと。 それなら一度のコピー(カメラの記憶メディアからパソコンに移す)で自動的にバックアップまでできる。 というわけでポチった。 買ったのはコレ。

HDD NAS(Network Attached Storage)をやる気はないのでもっと安いものでもよかったのかもしれないが、HDDの故障でデータを飛ばしたくないので、ちょっと奮発して信頼性の高いものとした。 HDDのケースは余ったHDDでバックアップにする為に買っておいた、いわゆるガチャベイというやつだ。 これはHDDを2つ付けられるもの。 これをeSATAで繋ぎRAID1(ミラーリング)で使う。

HDD が、RAID1で繋ぐとGPTの最低要件を満たさないとかで初期化できない。 んだよこれ、と思い、とりあえず個別で繋ぐとちゃんと認識して初期化できる。 が、やはりRAID1にするとできない。 ガチャベイの説明書を見ると、eSATAの場合はマルチポートプライヤに対応してないと2台は認識しないよ、とある。 うそ・・・だろ!? 以前RAID0(2つのHDDを1つのHDDとして使える。容量は2つの合計となる)で使っていたときはちゃんと認識したので気が付かなかった。 こんなことで足止めを食らうとは。 こういうことがあると、自分のパソコンが古いことを認識させられる。 で、どうしたかというと、USB3.0のボードを買った。 買ったのはコレ。 もっと安いものもあったが、そちらは電源の形が違ったのでこれにした。 変換するケーブルが入っていたので、結局は安い方でもよかったのかもしれないが。

HDD HDD HDD HDD でも、PCI Expressのポートと電源が余っていたからできたことで、こういうことを予見して拡張できるものを買っておいてよかったと思った。 USB3.0の端子は青なのね。 が、USB3.0のボードを取り付けてパソコンを立ち上げるとまさかのブルースクリーンwww MACHINE_CHECK_EXCEPTION(だったかな?)で、問題を解決してるとあるが0%からいっこうに進まない。 30分ほど放っておいての変わらないので、強制的に電源を落として再起動させたら無事にOSが立ち上がった。 ドキドキさせてくれる。 USB3.0で繋いだら、今度はちゃんとRAID1で初期化できた。 適当なファイルをコピーして、ちゃんとミラーリングされることを確認して画像ファイルをコピーし、パソコン内のデータは消去した(パソコンのデータを消すのはちょっと怖かったが)。 写真のデータはもっと多いかと思ったが、約1TBで、それを約3時間でコピーできた。 速い!素晴らしく速かったぞ!! eSATAと同じくなの転送速度が出てよかったよかった。 とりあえず、3TBがいっぱいになる頃には、もっとデカイHDDとかSSDとか出てるだろうし、クラウドのストレージももっと安くなっていると思われる。 次は多分バックアップはクラウドにするのではないかと思う。 これはそれまで繋ぎである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

彼岸花
雨に咲く彼岸花

次の記事

オーロラの町、長南
オーロラ