自動運転、条件付きで許可へ。運転中の食事や読書もOK?

自動運転

車の自動運転の実現に向けた改正道路交通法が28日の衆議院本会議で可決・成立しました。来年の東京オリンピック・パラリンピックの前に、車の自動運転は「高速道路の渋滞時」などの条件付きで実現する見通しです。
また、法律に明記はされていませんが、運転をすぐに引き継げるという条件があれば自動運転中の読書や食事なども認められると考えられています。
NHK政治マガジンより。

 

私は直感した。
無理だろwww、と。

 

例えば読書中、集中していて良いところで「ご主人様、もうだめポ、タッチ」と言われてすぐに運転を代われるだろうか?
本から運転に戻って数十秒での状況把握は果たして可能だろうか?
夜だったら車内灯をつけているだろうし(電子書籍なら大丈夫だろうけども)、そうなれば外の状況把握に余計に時間はかかるだろう。

 

例えば食事中、「ご主人様、もうだめポ、タッチ」と言われてすぐに運転を代われるだろうか?
おにぎりとかサンドイッチならいいかもしれないけども、ペペロンチーノ(ペペロンチーノに悪意はありませんが、車の中でペペロンチーノを食べる勇気を称賛して)とか食べていたら、おわっ!!となって車内にぶちまけること必死だろう。
アチラコチラでギャーッ!!という叫び声が聞こえたら、それはそれでおもしろいけども。

 

今回は渋滞中という条件が付いているけども、現状でもストップからスタート、そしてまたストップまで自動でやってくれるくらいのものは可能なので、法規制が進めば一気に進展する可能性はある。
法規制とはつまり、自動運転中の責任区分のことだ。
現状はドライバーの側に安全運転の義務がある以上、例え自動運転中の事故があってもドライバー側の責任となろう(一概にはいえないかもしれませんが)。
それが、システム側の責任となれば一気に普及すると思われるし、自動運転の車が増えれば、自動運転と手動運転が混在する状況よりは安全になると思われる。

 

自動運転なんかいらないという意見もあるけども、そういう人でもさすがに渋滞を楽しいとは思うまい。
人間は運転したい時に運転すれば良い。
でも、ロボットの方が運転がうまければ、早々に任せちゃうかもしれないな。
人間が運転する方が危険となれば、運転はロボットに任せるべしとなるのかもしれない。
新しい世代となれば、そんな意見はとっくに過去のものとなり、運転は自動のものとなっているのかもしれない。

 

AT(オートマチックトランスミッション)が出て、MT(マニュアルトランスミッション)は一気に廃れた。
確かに以前はATは伝達効率が悪かったりしてMTに劣るものだったが、今ではそれも逆転している(ものにもよるけども)。
MTは今では運転を楽しみたい一部の人たち向けの嗜好品という位置づけだ。
とりあえず、マツダのHPで見てみる限りはMTもATも同じ値段のようだけども、MT車がもっと減ってくれば製造コストが上がって高くなると思われる(以前はMTの方が安かった)。
デミオね。

 

そんな感じで、楽しむ為の運転という行為は、便利に取って代わられていくような気がするのです。
まあ、そうなったらなったで、の楽しみを見つけるのでしょうけども。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です