今年の花見はいつもの野見金ではなく、報恩寺さんへ行ってきた。
幹線道路からは少し入ったところに位置している為に全然知らなかった。
幹線道路自体は中学時代の通学路だった為にそれこそ毎日通っていたのだけども、そこから中には一歩たりとも入ったことがなかった。
結果ずっとしらずにきたわけだけども、先日、フェイスブックページの長南町NOWさんに紹介されていたので行ってみた。
ここは実に気持ちの良い所だと思った。
本堂へと続く階段の下は墓地になっているのだけども、全然暗さがない。
桜が満開のこの時期だからかもしれないし、目の前が田んぼで開けているからかと思う。
報恩寺さんの梵鐘は県指定の文化財に指定されている。
正応3(1290)年創建と伝えられる報恩寺に伝わる梵鐘です。徳治元(1306)年、願主花園蔵人入道能円、埴生郡雲上山報恩寺金剛院の銘が刻まれていますが、”埴生郡雲上山-”は追刻であり、元は他の場所にあったようです。また、上帯に溶け切れなかった古銭が見えています。
長南町のホームページより。
ここは写真に撮るのが非常に難しい。
桜と絡めてうまく撮りたいのだけども、余計なものが入ってしまう。
なんとか撮ったのが下の写真。
明暗差がとても大きかったので、露出を桜に合わせれば梵鐘は真っ暗、逆に梵鐘に合わせれば桜は白トビしてしまう。
フラッシュを使えば不自然になるので、結局は桜に露出を合わせて撮り、現像過程で梵鐘を明るく起こした。
あんまり劣化せずにこれができるのがRAWの良いところだ。