アニメ、「色づく世界の明日から」には写真を撮るシーンが多々出てくる。
そして、使われているカメラは、私が見た2話まで(コンディションを整えた上でゆっくり見たいので、遅々として進まんのです。)の時点ではっきり分かるのがLUMIXの「DC-GF10」か「DC-GF9」と「LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.」の組み合わせだ(オープニングに出てくるやつね)。
一応メーカー名としては、劇中にもエンディングのテロップにも出て来ないものの、レンズの表記はそのままだし間違いは無いでしょう。
ファンタジーに実際のメーカー名がはいると興が冷めるからかは分からないけども、エンディングくらいはメーカー名出しても良いだろうに、なかなか謙虚なパナソニックである(長崎フィルムコミッションと、舞台となった地名は入ってるのに)。
「色づく世界の明日から」を見て驚くのが、背景の緻密さと印象的な光の演出である。
配信じゃないからセーフよね、これ???
この辺の、特に水出しコーヒーの木製の台の質感なんかもう実写みたいだ(写実的であれば良い訳ではないのが難しいところだと思う)。
朝の光(たぶん)と相まって、がっかり名所で有名な(失礼)眼鏡橋も全然がっかりではない。
夕焼けの空をいい色だと言って写真に撮るところも良い。
一度写真を志すと、朝焼けや夕焼けには抗えなくなってしまうのです。
逆光気味でのフレア(光でボヤーッとなって色味が薄れること)の表現なんか参考にしたいところだ。
フレアやゴーストが出るレンズはダメなレンズだとして忌み嫌われているけども、私は使いようによっては有りだと思っている。
P.A.WORKSさんは緻密な背景に定評があるけども、光の表現も相まってまた一段進化したなと思わされた。
写真とは光を写すものだと誰かが言った(私じゃないよ)
今の御時世スマホのカメラでも十分高性能になっていて、全部カメラ任せでシャッターを切ればそれなりの写真にはなる。
でも、印象的な写真へと昇華するには光の表現が欠かせない。
「色づく世界の明日から」は、物語において光や色が重要な要素になってくると思われる。
だからこその印象的な光の演出なのだろう。
そして、そのような作品に協力しているパナソニックは実に慧眼だ。
私がカメラメーカーのお偉いさんや営業であったなら、ぜひうちの製品出して下さい!!ってやると思う。
で、撮影時のファインダーなり液晶画面をちゃんと書いてもらって、ISO感度やシャッタースピードをそれっぽい数字にしてもらうwww
まだ2話までしか見ていないけども、とても大事に作られている作品だということがスゴク伝わってくる。
全裸待機・・・まではしないけども、こっちも気合を入れないと勿体無い。
季節ごとに何十本もアニメやらなくて良いから、丁寧に作られた作品を見たいと改めて思った。
と、写真の表現をパクりたい私は思うわけでございます!!
2枚目のあさぎちゃんが持ってるのOlympusのカメラじゃないですか?(pm2あたりかな?
オリンパスのペンっぽいですよね。
PM2かこっちか、どっちでしょうね?
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/epl8/index.html
でも、オリンパスにしてもパナソニックにしても、なんで名前を出さないのですかね?
多田くんの時には、協力っていっぱい書いてあったのですが。
https://takanobu.me/tadakoi/