素直に能登半島へは向かわずに一旦南下し、能登国一宮、氣多大社(けたたいしゃ)へ。氣多大社は縁結びの神社としても有名だ。
この日もとても暑いので、手水舎が涼やかだった。
氣多大社の社殿。茅葺きの屋根が新鮮。
入らずの森。年に一度、宮司さんがそこに入り祭祀を行う。
千鳥ヶ浜休憩所より。ここには歌人、坪野哲久の碑がある。能登半島を北上していく。
砂浜を走れることや、トップギアの日本縦断レースのスタート地点で有名な千里浜なぎさドライブウェイはもう少し南下したところにある。
そこは走らなかった。
せっかくなのでトップギアのリンクを貼っておく。
これ知ってたら絶対行ったのに!!
福良津。江戸時代は重要な港だったという。
ちょっとした秘密基地みたいで萌える。
能登半島に入って気がつくのが、家の瓦屋根が真っ黒だということだ。たまに朱色があるが、ほとんどが黒。炎天下ではビカーっとくる。圧巻。
黒い瓦屋根。みんなこういう立派な瓦屋根を乗せている。
旧福浦(ふくら)灯台。日本最古の木造灯台という。
炎天下でも幌は上げない!
ヤセの断崖。松本清張の推理小説「ゼロの焦点」の舞台として一躍有名になった場所だとか。
ヤセの断崖から少し歩いて義経の舟隠し。義経が奥州に逃亡する際、追っ手の目から逃れるため、そして折からの嵐を避けるため、この入り江に舟を隠した、と伝えられている。確かに、よくこんな地形になったと思う。
遠景ではこんな感じ。
この炎天下に木陰がとても助かる。このあたりでちょっとクラクラした。この日は35℃くらいの真夏日。
さらに北上した白米の千枚田。一度見てみたかった場所だ。
もう海からいきなり田んぼという感じ。すごい場所だ。
一つ一つの田んぼが非常に狭い。苦労が偲ばれる。
青柳 健二
小学館
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日本列島の中心を示す碑。ここが!!
能登半島の先端。内浦と外浦が交わる場所。水は非常に澄んでいてきれい。
禄剛埼(ろっこうざき)灯台。イギリス人の設計で明治16(1883)年に建てられた白亜の灯台。「日本の灯台50選」にも選ばれた、海からの朝日・夕陽が同じ場所で見られることで有名。
非常に良いデザインをしている。
能登半島の最北端。思えば遠くに来たもんだ。
山口誓子の歌碑が残されている。「ひぐらしが鳴く 奥能登の ゆきどまり」。この場に立ってこれを見ると涙が出そうになった。この時代は今のように簡単に来られるものではなかっただろうなあ。
灯台はけっこう高台に作られている(当然だけど)。ちょっとハイキングが必要。けっこう坂が急。
禄剛埼灯台の灯台がある珠洲(すず)市は、塩づくりで有名。せっかくなのでご当地サイダーを飲んでみた。何となく想像はついたけど、ちょっとしょっぱいサイダー(笑)
日本三大パワースポットの一つ、聖域の岬はこの近くにあるのだが、この時はその存在を知らなかった。
知らなかったとはいえ、悔しい失態だ。
また行かねば、能登半島。
ちなみに禄剛埼灯台でタイムアップ。
あとは能登有料道路を通り、半島の真ん中を突っ切って帰ってきた。
軍艦島の異名を誇る見附島とか。能登有料道路の途中の能登空港とか非常に惹かれるものあったが、諦めざるを得なかったのは悔しい限り。
加賀屋に戻ってきて歌劇を見てみた。宝塚は見たことがなかったけれど、サクラ大戦(ゲーム)をやったことがあるのでちょっと興味はあった。なるほど華やかで楽しいものだと思った。
懐かしいですね。
私もよく輪島に出向いていた時には、能登金剛からヤセの断崖辺りを散策しました。
夜中にヤセの断崖に行くと凄い数のコウモリがいたのを覚えています。
昼間でもヤセの断崖をのぞき込むとクラクラしませんでしたか?
柵も何もないところだったので、とても怖かったですね。
ヤセの断崖は非常に良い崖でした(笑)
足がすくんでいるのですが、なんとも覗き込みたくなるようにさせてくれて、熱中症気味の頭と相まってちょっとヤバイ感じになったのを覚えております。
ぜひコウモリを見てみたいですね。
今度は夜行ってみたいです。
あと、文中に書き忘れたのですが、能登半島を周回する道がまた素晴らしくて。
自分の中では気持ちの良い道ランキングで一二を争うくらいです。
また行きたいです。
ひぐらしが鳴き始めたか。ひぐらしの句でコレ以上グッとくるやつを俺は知らない。まあ、これは夕方だろうけども。http://t.co/bn7T7q06 #山口誓子 #俳句
RT @takanobu12345: ひぐらしが鳴き始めたか。ひぐらしの句でコレ以上グッとくるやつを俺は知らない。まあ、これは夕方だろうけども。http://t.co/bn7T7q06 #山口誓子 #俳句
「能登半島の家の瓦」で検索された。行ってみて一番ビックリしたのは、黒で統一された屋根瓦かもしれない。 http://t.co/D9cH6Jg2 #能登半島 #黒