ツイッターをチラチラ見ていると、記憶をリセットしてもう一度やりたいゲーム(たしかそんなタグだったと思う)に「Outer Wilds」というものが上がっていた。
見るとパソコン(Steam)でもできるようだ。
ゲームは久しくやっていなかったけども、パソコンを新調したこともあってウズウズとやりたさが増幅していった。
ゲームのレビューが更に拍車を掛ける。
というわけでやってみました。
Outer Wildsは、とある太陽系に暮らす「ハーシアン」が過去に滅亡した古代の人達、「ノマイ」の痕跡を追って行く。
この太陽系はとある理由から22分後に超新星爆発により滅亡し、最初に戻る。
主人公は宇宙飛行士となり、この22分間のループを繰り返し、星々を巡り、謎を解いていく。
てかこれ苦行だべwww
洋ゲーにありがちな、何の指示もない上に操作にクセがあって慣れるまで難儀する。
途中どうにも分からなくて攻略サイトとか動画を見ながら進めていったのだけども、腕がないと達成できない。
上記の操作上のクセもあってトライアンドエラーを何回も繰り返した。
さすがにちょっと嫌になりつつも、謎が気になって結局やってしまう。
なんとか複数あるエンディングの中でもトゥルーエンドにたどり着いた。
なるほど確かにやって良かった。
謎がわかったときは背中がゾワッとした。
自分たちの立ち位置をちょっと考えさせられるようだった。
延々とトライアンドエラーを繰り返す苦行をやる覚悟があれば、オススメです。
Echoes of the Eyeという追加エディションがあるけども、もうちょっと時間を置いてからにしようかな。
壮大な話も良いのだけども、とにかく景色が素晴らしい。
発売が2019年とか20年なので、ちょっとポリゴンは粗いのだけども、光と影の表現が素晴らしい。
この太陽系は数分で昼と夜が繰り返すので、どんどん影が移ろって行く。
ひたすらそれを眺めていたことも度々あった。
日が出てくると流れてくる音楽がまた良い。
太陽の回りを周る星には実際に行くことができる。
太陽系滅亡までひたすらマシュマロを焼く人がいるのも分かるwww
連星の片側に砂が吸い上げられて行く。
砂が減ることによって行ける所もあったりするのだけども、そんなの関係なしにただただ砂が吸い上げられていく様子を見ていたことも多々あった。
ハーシアンの宇宙服はハイテクなので、太陽に照らされても大丈夫www
ボロっちい足場の下に口を開けるのはブラックホール。
落ちても大丈夫なのだけども、他の場所にワープさせられる。
けっこうシビアな場面があったけども、一番怖かったのはこれ。
太陽直上で向こう側にダイブ。
無重力で独特の操作が求められ、一発で飛べなければ復帰できずに太陽に落下する。
落ちたらもちろん即死。
でも飛んじゃうんだぜ。
ワイルドだろ?
何てことやらせるんだと思う反面、発想は素晴らしいと思う。
このゲームがアカデミー賞を取っていたことを知ったのは後のこと。
もうちょっとゲーム性をどうにかしてくれと思うのだけども、それは私が何かと親切な日本のゲームに慣れすぎたせいだろうか。