最近昆虫を撮るようになってきた。
やつらの外敵察知能力は半端ないので、こちらも気配を殺す必要がある。
できるかぎり近づきたい、できればEF 100mm F2.8Lマクロ IS USMのワーキングディスタンス(レンズの先端から被写体までの距離)である15cmまで近づきたい。
昆虫相手の15cmなんて、ほとんどくっついているようなものだ。
それをやるには、こちらもそれ相応の訓練が必要になってくる。
それを可能とするのが「絶」だ。
絶とは、通常は体から出ているオーラを完全に断つ技術である。
そうしておいて、限りなくゆっくりと、そして静かに近づく。
そんなことあるわけないだろうって?
それを意識しつつやると、案外イケる。
不思議だけども。
少し前に撮ったものだけれども、アゲハチョウに試してみる。
鳥の目に模して外敵を驚かす目の模様。
正確にはクロアゲハか。
羽のクローズアップ。
これが細かい鱗粉に覆われいるとは到底思えない。
ナイロン傘の表面のような風合いだ。
●クロアゲハ
写真はクリックで拡大します。
アゲハチョウって、感じで書くと揚羽蝶だが、なんで羽を揚げると書くのだろうか。
単なる当て字かなあ。
密を吸うためのストローって出しっぱなしなんだな。
どこかに収納できるのかと思っていた。
Canon EOS 7D,EF 100mm F2.8Lマクロ IS USM,ISO感度:3200 | シャッター速度:1/160秒 | 絞り値:F2.8 | 焦点距離:100 mm
うーん、昆虫に近づくのは難しいや。あいつらの外敵察知能力は半端ないからなあ。 http://t.co/1w5qTeCt #昆虫