ホーム写真 ファーストライト。タムロンSP35mm F/1.8 Di VC USD 2021年4月25日 ポスト 0 シェア 0 はてブ 2 LINE 前々から欲しいと思っていたタムロンのSP35mm F/1.8 Di VC USDをようやく買った。 なので近場ではあるものの、喜び勇んで試し撮りをしてきた。 写真は全てノントリミングである。 寄れる寄れるとは聞いていたけども、ここまで寄れるとは思わなかった。 これはちょっとしたマクロレンズの代わりになりそうだ。 もちろんマクロレンズの方がもっと大きく写せるが、等倍の領域まで使うことはそんなにあるわけではない(それこそ水滴の中を写すとかだ)。 目一杯近寄れば、一番使用頻度の高い所くらいまでカバーできるので、ものスゴく使い勝手が良い。 また、焦点距離の長めのマクロレンズと違い、遠近感がとても自然で好ましいし、手振れ補正の効きも申し分ない。 そしてこのとろけるようなボケ味はどうだ。 ピントの合っているところから大ボケ部までのつながり方が自然で嫌味がない。 また、ボケ方も不自然な感じは皆無であり、積極的にボカしていこうと思わせてくれる。 ボケが汚いとボカしたくなくなるし、なによりせっかく引き立てようとしている被写体が全然引き立たない。 さすがはボケ方に定評がある(悪口じゃないよwww)タムロンである。 思うにタムロンのレンズはアナログっぽい。 シグマのようにカリッカリにシャープではないが、ボケ味が自然でなんとなく温かみのようなものを感じる。 まあ、最終的には好みだけどもね。 絞ればきちんと解像し、遠距離もこなしてくれる。 遠近こなす、まさに万能レンズである。 ただ、難点がないわけではない。 1つはAF(オートフォーカス)が純正に比べると若干モタつくこと。 純正ならば大ボケからザーーッピっと合焦するのに対し、タムロンはザーーッジジジッピという感じとなり、最終的にピントを合わせる段階でジジジっとちょっとモタつくのだ。 とはいっても、純正と比べれば気になるといった程度である。 また、AFのレンズ駆動の音が若干大きいように感じる。 純正もタムロンもレンズ駆動には超音波モーターを使用しているので基本的には変わらないはずだが、タムロンはインナーフォーカスでないせいかもしれない。 インナーフォーカスは、ピントを合わせる為に動くレンズはボディの中に収まっているので全長は変わらない。 タムロンのこのレンズは、ピントを合わせる時に先っちょが伸縮する(とはいっても、レンズのカバーの方が一番伸びた状態よりも長くなっているので、全長自体は変わらない。カバーの中で伸縮するだけだ)。 気になるのは上記2点くらいで、素晴らしい写りを考えれば、総じて大して気にはならないものである。 というわけで新入りをよろしくお願い致します。 《新品》 TAMRON(タムロン) SP 35mm F1.8 Di VC USD(キヤノン用)[ Lens | 交換レンズ ]【Tap-in Consoleプレゼントキャンペーン対象】 ところでささいなことだけども、レンズのケツカバー(というかは知らないが、マウント側のカバー)がマウントのゴムシールまで覆ってくれているので、指に引っかからなくていい。 ゴムシールはかなり柔い感じがするので、指で引っ掛けると取れてしまいそうになるのが嫌だったのだ。 このカバーだけでも何個か欲しくなった。 別売りしてないのかな。