ゆるキャンのサントラを聞いてみて驚いた。
キャンプ場のテーマとして、本栖湖とか高ボッチとか、その話専用に曲を作ってあるのだ。
とはいっても、メドレーというか組曲というか、曲調がいくつか合わさって一曲となっているので、バラして使うことはできる。
でも、ラストの方のクライマックス部分はそのシーンにピタリ合うようになっているので、使い回しはできなくはないのだろうけども、シーンと音楽の一体感は薄れるだろう(実際使いまわしはしていない)。
例えばこんなの。
カップラーメンを食べつつの語らいから富士山を見上げるまで、そのまんま(サントラの方が若干後ろが長い)
暗がりを抜けてイーストウッドからに夜景と、テントを抜け出してバイクで走り出し、高ボッチからの夜景を望むシーンもそのまんま入っている(これもサントラの方が後ろとちょっと長い)。
だから、曲とシーンの一体感はスゴイが、たかだか12話のアニメ(失礼)にそこまでやるのかと恐れ入った。
こんなアホなやり方(ほめ言葉ですよ)しているのは、直近では蟲師くらいだろうか。
蟲師は一話ごとに曲を作るというすごくアホなことやっていたwww
「蟲師」オリジナルサウンドトラック 蟲音 全 [ 増田俊郎 ]
|
最近のアニメのクオリティはスゴイし、それに一喜一憂しているのだから何もいえないのだけども、何かこうスゲーなと思わずにはいられない。
追伸。
惜しむらくは、予告の音楽(ゆるキャンのテーマのギターソロみたいなやつ)を入れて欲しかったなと。
個人的には、あれが一番好きなのです
なでしこが暗がりを抜けて明るい所へ出てくるシーンがたまらない。
なにがたまらないって、バックに流れるコーーという音だ。
多分遠くを走るクルマの音なのだと思うけども、確かに深夜の郊外ってこういう音がする。
オレンジ色のナトリウム灯(今はLEDかな?)も相まって、クルマ通りの途絶えた深夜のサービスエリアが思い起こされてとても良い。
私はキャンプしないけども、ゆるキャンはどうにもそんな以前体験したことが思い起こされて良いのであります。
【送料無料】 TVアニメ「ゆるキャン△」オリジナル・サウンドトラック 【CD】
|
ミニドラマも、クリスマスのキャンプを補完する形でなかなか楽しめました。