原燃PRセンターに行った時のことをアップするお

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先日、青森県六ケ所村の再処理工場を含む4施設の安全審査を、原子力規制委員会へ申請した。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140114/biz14011403030003-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

もう5年も前になるが、私は以前日本原燃のPRセンターを訪れたことがある。
単純に興味があったというのもあるが、その頃から原燃や日本の原発のあり方に漠然とした疑問を持っていたからである。
それから2年後、私の漠然とした疑問は最悪の形で現実となってしまうのだが、疑問を持っていたとしてもこの頃はそんなことが起こるなんて夢にも思っていなかった。
そういう意味では、私は原発は安全といっている人たちと何も変わらないのである。

原燃PRセンター

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原燃PRセンター

原燃PRセンター

このように原燃PRセンターはいいところに建てられている。
そんな中に建っていると、悪の工場みたいに感じてしまう。

●原発の概要

これが原発の最初の原料、ウラン鉱石となる。

原燃PRセンター

ウラン鉱石から取り出した天然ウランを粉末状とする。
その色からイエローケーキと称される。

原燃PRセンター

二酸化ウランを焼き固めてペレット上にする。

原燃PRセンター

ペレットを金属の棒に詰めたものが燃料棒となる。
それを何本かで一まとめにして扱う。
福島第一原発で溶け落ちた(メルトダウン)ものである。
本当に溶け落ちた燃料棒は今、どうなっているのだろうか。

原燃PRセンター

関連して、3月に日本原子力研究開発機構(原子力機構)が小型の燃料棒を溶かす実験を行うという。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/62389

燃料棒の集合体を水に沈めてあるのが原子炉となる。
福島第一原発のメルトダウンは、この水がなくなって冷却ができなくなってしまったことが直接の原因である。
なにがなんでも(シビアアクシデント)この冷却水は守らなければならないと対処、それを見ているのが安全審査となる。
厳密にいえば再稼働の審査とは別のものだけれども、新しい基準にパスしなければ稼働させないというのは正しい処置であると思う。

原燃PRセンター

●再処理工程

ここからが六ケ所村で行われる再処理の工程となる。

原燃PRセンター

①受け入れ、貯蔵
使用済み核燃料は原発及び再処理工場のプールで4年以上保管することで放射能を減衰させる。

②せん断、溶解
使用済み核燃料を3~4cmの小断片に切断し、硝酸によって溶かす。

原燃PRセンター

③分離
溶液中のウラン、プルトニウム、核分裂生成物などを分離させる。

原燃PRセンター

④精製
ウラン溶液及びプルトニウム溶液から、さらに微量の核分裂生成物を除去する。

⑤脱硝
ウラン溶液とウラン・プルトニウム混合溶液から硝酸を取り除き粉末にする。

⑥製品保存
ステンレス製容器に封入し、建物内の貯蔵庫に貯蔵する。
(ここでいう製品とは、原発で再利用するものということ。

原燃PRセンター

原燃PRセンター

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これを原料にMOX燃料を作り、既存の原発で再利用すること(ウランに加え、プルトニウムを使う)をプルサーマルと呼ぶが技術的な問題が多いとされている。
プルサーマルには現在絶賛停止中の高速増殖炉もんじゅも含まれる。
燃焼させたMOX燃料中のプルトニウムの量以上のプルトニウムを生成するので、夢の原子炉と呼ばれている。
また、核燃料サイクルとはウラン燃料のリサイクルのこととなる。)

⑦放射性廃棄物をガラスで固化

分離工程で核分裂生成物など(高レベル放射性廃棄物)を溶かしたガラスと混ぜ合わせ、ステンレス製容器(キャニスター)に入れ、冷やして固める。

原燃PRセンター

原燃PRセンター

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原燃PRセンター

高レベル放射性廃棄物は30~50年、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターで冷却貯蔵した後、地下300mよりも深い安定した地層中(岩盤)に処分される(地層処分)。

●再処理工場の意義

PRセンターを見て回って思ったのは、裏のある投資話みたいということだ。
メリットばかり強調しデメリットは語らない。

このような危険と隣り合わせの施設は、きちんとリスクを表に出してから意義を語るべきである。
メリットばかりを伝えるこの施設は、やはり胡散臭いと当時の段階でも思っていた。
今ならばもっと目を皿のようにして見に行くのだろうなと思うと、今一番行きたいところである。

こちらにも書いたが、六ケ所村の再処理工場は2兆円以上のお金を投じてなお可動には至っていない。
そして計画をやめれば、現在再処理工場の使用済み核燃料プールに保管されているものは返却しなければならず、そうなれば原発は稼働できなくなってしまうが為に稼働の目処が立たないにも関わらず、むりやり延命されていることはもちろんどこにも書いてはいない。
http://yukyu.seesaa.net/article/384894473.html

個人的は原発自体には反対ではない。
技術自体に善悪はないと考えているからだ。
ましてやめぼしい資源のない日本には、安全という面でも火力、水力、原子力、自然エネルギーと、発電方法は分散していることが望ましいと思う。

いつの時代も、技術を悪用するのは人である。
私は、福島第一原発の事故は、要は原子力をなめていたから起きたと思う。
その隙を産んだのは、一にも二にも金である。
金で地元住民を黙らせ、御用学者を抱き込み、審査を適当にする。
原発と金の構造、いわゆる原子力ムラこそを解体しなくては、原発はいつまでたっても安全足りえることはない。
脱原発ではなく脱原子力ムラ、それが私の考えである。

原燃PRセンター

こうやって子供を洗脳していくと思うと、暗澹たる気持ちになる。
こういう催しをやると同時に、原発は素晴らしいものだとすり込んでいくのだろう。
そのようなプロパガンダと技術は切り離して考えるべきだ思う。

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