鹿児島県の川内(せんだい)原発が安全審査合格へ。しかし、避難計画などの課題は多し。

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原子力規制委員会は、鹿児島県の川内(せんだい)原発が新規制基準に適合していると発表した。
地元の同意手続きや設備審査があるので、順調にいけば再稼働は秋以降と見られている。
しかし規制委は、あくまで審査をしただけで再稼働の可否は判断しないとし、政府も政治判断はしないという。
再稼働の判断は、実質的に電力会社と地元自治体になる見られる。
http://mainichi.jp/select/news/20140717k0000m040063000c.html



規制委はあくまで原発自体の安全確認にとどまり、事故時の避難計画の策定は自治体が行う。
しかし、専門的な知識が求められる避難計画を、一自治体がつくり上げることは可能なのだろうか。
ここをなあなあにしておけば、避難が遅れに遅れた福島第一原発の二の舞いになりはしないだろうか。
http://mainichi.jp/select/news/20140716k0000e040246000c.html



いくら新しい安全基準に適合したとはいえ、それは100%ではない。
だからこそ、いざというときの為に避難まできちんと考えておかなければならないのだが、そうはなっていない。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0F503M20140630?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0



こんな避難の目処すら立っていない状況で、電気が足りないから原発を再稼働しろなんてとてもじゃないが私にはいえない。
それはつまり、事故が起きたら原発と一緒心中しろといっているに等しいからだ。



ゼロリスクを叫んでも何も変わらないというが、これを原発に置き換えれば、避難が遅れればちょっと被曝するけどもいいよね?ということになる。
地元の人たちがそれを許容するのならばいいと思う。
でもゼロリスク云々は、ちゃんと対策を立てた人が言うべきことだ。
それをせずに、100%安全なものなんかない、というのは思考停止もいいところである。
http://agora-web.jp/archives/1603148.html



福島第一原発から学ぶべきは、安全であることを前提に建設された原発の質の悪さだと思う。
私は騙しにも等しいと思っている。
だからこそ補助金なんていう口止め料が必要なのだけれども・・・。



唯一の救いは、規制委の田中委員長が「基準への適合は審査したが、安全だとは私は言わない。これがゴールではないので、(九電は)努力していく必要がある」といっていることだ。
ある意味で九州電力への丸投げなのだけども、こういう姿勢でなければ安全は達成できない。
川内原発が福島第一原発の二の舞いにならないことを祈りたい。

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