タムロンの新しい広角レンズである、10-24mm F/3.5-4.5 DiⅡ VC HLDが届いたので、野見金公園へ出かけてきた。
F3.5 1/250 ISO100 10mm
しっかし、歪みの少なさは隔世の感がある。
まるで標準レンズのようだ。
絞り開放でも、シャープに描写してくれるのが嬉しい。
周辺光量落ちは分からない。
上の元画像からの右下部を等倍切り出し。
隅を切り出してもこの程度だから、気にしなくていいと思う。
F8 1/80 ISO100 10mm
F8まで絞ると非常にシャープになる。
この解像感は素晴らしい。
左上に指が入っちったwww
上の元画像からの幹部を等倍切り出し。
等倍切り出しでこの解像感は素晴らしい。
F22 1/10 ISO100 10mm
F22(広角側の最小絞り)まで絞るとさすがにピークの画像から比較すると解像感は甘くなる。
でもまあ、使えないかといわれればそうでもない。
このくらいならば許容範囲内であろう。
しかもシャッタースピードは1/10である。
手ぶれ補正付きで、このシャッタースピードでも余裕で撮れる。
上の元画像からの幹部を等倍切り出し。
さすがに解像感は甘くなる。
F4.5 1/320 ISO100 24mm
ズーム側。
ボケ味の嫌味はなく良好だ。
こちらも周辺光量落ちは分からない。
F11 1/60 ISO100 10mm
あえて太陽を入れて撮る。
若干ゴーストが出ているが、この程度ならば何も問題はない。
逆光耐性は良好だ。
上の元画像からの右下部を等倍切り出し。
これがピーク時の隅の画像。
中心部と比べるとさすがに解像感は甘くなるが、変に歪んでいるわけではないので問題にはならないだろう。
F22 1/60 ISO100 10mm
広角端での撮影だが、もはや普通の写真に見える。
F22 1/400 ISO100 24mm
桜はまだつぼみだったので、河津桜の残り花をば。
鏡筒はプラスチッキーだが、触れば分かるが見た目はSPレンズと変わらない。
HLD(High/LowTorqueModulatedDriveMotor)というよく分からないモーターによるAF(オートフォーカス)駆動は、ジーっと超音波モーターと普通のモーターの中間のような音がし、若干遅いが気になる程ではない。
フルタイムマニュアルフォーカス(AFによる合焦後、そのままマニュアルにてフォーカス移動ができる)も可能なので、使い勝手に不便を感じることもない。
音も外で使っている分には全くきにならない。
手ぶれ補正は、1秒は私の腕ではブレてしまったが、0.5秒ではちゃんと止まった。
簡易防滴と防汚コート付きなので、外でガンガンに使って無問題であろう。
100%満足というわけではないが、値段を高くはできない上にコンパクトにまとめるとあっては仕方のないことだと思う。
でもまあ、映りはとても良いし、使い勝手も申し分ない、いいレンズだと思う。
普段は初期ロットを高値でつかむなんてことはしないのだけども、前のレンズを友達に早く渡したいというのもあったし、いろいろ重なってこうなった。
というわけで、ガンガンに使ってやろうと思ふ。
《新品》 TAMRON (タムロン) 10-24mm F3.5-4.5 DiII VC HLD B023E(キヤノン用) [ Lens | 交換レンズ ]【KK9N0D18P】
|