千葉県の勝浦に鵜原理想郷(うばらりそうきょう)という場所がある。
波に複雑に侵食された海岸線を見られる景勝地だ。
大正時代、ここを別荘地にする予定があったとかで、ここを理想郷と呼ぶようになったとか。
上のホームページではスゴクいい場所みたいにいわれているけども、夜に行くととんでもなく怖い場所だった。
ISO2000 1/15秒 F4.5 焦点距離38mm
ハイキングコースのスタートにあるトンネル(正確には2つ目)。
まるで心霊スポットのようで、入るのがためらわれる。
中に入ると自分の靴音が響き、まるで誰かに後ろにいるように思えてくる。
いないと分かっていても、振り返って確認してしまう。
道中いくつか明かりはあるものの、基本的には真っ暗。
足元もあまり良い状態ではなく、ライトがなければ歩けない。
ISO3200 30秒 F3.5 焦点距離16mm ソフトフィルター使用。
ISO3200 30秒 F3.5 焦点距離16mm ソフトフィルター使用。
パッと見段差に見えない風化した岩肌に足をとられつつ、なんとか手弱女平(たおやめだいら)に到着。
真っ暗で何も見えない上に崖っぷちだから超怖い。
あまり縁には行かないようにしたけども、足元が覚束ず、始終浮足立っているような気分だ。
ISO3200 30秒 F3.5 焦点距離16mm ソフトフィルター使用。
風で潮が舞っているいるせいか、空は暗いけどもパーフェクトとは行かなかった。
天の川がもうちょっと見えてくれると良かったかな。
ISO3200 30秒 F3.5 焦点距離16mm ソフトフィルター使用。
ひとつやまの方向。
ご覧の通り崖っぷちww
写真右の緑色の光は何だろうか?
ISO3200 30秒 F3.5 焦点距離16mm ソフトフィルター使用。
勝浦の街の方向。
雲が出てきたのも相まってさすがに明るい。
ISO3200 30秒 F3.5 焦点距離16mm ソフトフィルター使用。
写真の真ん中辺りのが夏の大三角かな。
夜明けまで待っていようかとも思ったけども、こんなところで、しかも「ぎゃあああ」というキョンの鳴き声が響いていてさすがに怖かった。
キョンは草食で襲われることはないと思うけども、なにせ周りは真っ暗だ。
驚いて足を挫くとか、最悪崖下に転落ということも考えられる。
なので、適当なところで切り上げた。
また真っ暗な道を戻るのかと思いつつ・・・。