canon EOS M2発表。予想通りデュアルピクセルCMOSが採用・・・されなかっただと!?

 

先日、もうそろそろEOS M2が出るだろうねと書いたが、予想通り発表された。
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/m2/index.html

EOS M2の概要は以下の通り。

APS-C1800万画素センサー
ハイブリッドCMOS AF II
AF速度はワンショットAF・多点AF時に現行型の約2.3倍
動画サーボAF
画像処理エンジンはDIGIC5
連写は4.6コマ/秒
ISO感度は最高ISO12800(拡張でISO25600)
旧型と比べてボディのサイズ(体積)を8%縮小
Wi-Fiを搭載
スマートフォンによるリモート操作
スマートフォン、プリンター、iMAGE GATAWAYなどに写真を転送可能

正常進化と言えなくもないけれど、個人的には微妙だ。
コストなのか技術的な問題なのか、70Dに搭載されているデュアルピクセルCMOSは採用されていないし、画像処理エンジンも先代と同じDIGIC5のままである。
G16なんかに乗せられているDIGIC6は5の進化版というよりは、他社製のセンサーに特化したものと見るのが正しいのかもしれない(G16等に採用されている裏面照射CMOSはソニー製という噂である。それに70DはDIGIC5+となっている)。
確かに最大の欠点であったAF(オートフォーカス)の速度は改善されているようだけれども、実質的にはそのくらいである(あとWi-Fi)。
また、アクセサリにEVF(電子ビューファインダー)は用意されていない。

AFの遅さに辟易していた人の買い替えか(私はそんなに遅いと思わないけども)、新規獲得か、いずれにしても中途半端だなあと思わざるをえない。
というか、これでやっと他社とまともに渡り合えるようになったのか・・・。

苦言を続けたけども、EOS MのアドバンテージはこのサイズでAPS-Cという大きな画像センサーを搭載しているところだろう(キャノンの他はソニーくらいか)。
また、アダプターを噛ませれば一眼レフのEFレンズが使える(私はその点も考慮してEOS Mを買った)。

そんなEOS M2は12月中旬発売予定となっている。
さすがに発売前とあり、ボディのみで6万円弱と良いお値段である。

今度はトリプルレンズキットなるものも用意されるwwww
まあ、後でレンズ単体で買うよりは相当お買い得なわけで、ある意味良心的ともいえるか。
とは言ってもさすがに良いお値段だが。

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