梅の雄しべ(雌しべ?)のゼリー寄せ

 

せっかく接写リングを買っての初ショットなのに、ハードディスクに突っ込んだまま忘れておりました。

 

接写リング(エクステンションチューブ)は、レンズとボディの間に噛ませ、最短撮影距離よりもレンズを繰り出した状態にすることで被写体にもっと寄れるようにするもの。
単なる筒でレンズが入っていないので、解像感が落ちることはないのがメリットである。

 

最近のカメラは接写リングを付けなくても寄れるようになったし、画素数が多いのでトリミングもできるからあまり使われることはなくなったようだけども、個人的にはやはりノントリミングに拘りたい。
接写リングのメリットは上記のように光学的なロスがないことであるけども、デメリットは無限遠が使えなくなるので、それを付けている限りは接写専用になってしまうことだ。

しだれ梅

しだれ梅

しだれ梅
それにしてもマクロレンズに接写リングを付けると、ただでさえシビアなピントがよりシビアになる。
被写界深度は本当に紙一枚だし、絞ってもそんななに伸びるわけではない。
ピントが合わなければ基本大ボケ状態なので、どこを撮っているのか分からなくなる。
接写リングの説明に、手ぶれ補正は切れとあったけども、一応効くようなので助かった。
風がなければシャッタスピードは1/100秒でちゃんと止まった画像が得られるので、シャッタスピードはそれで固定とし、あとはISO感度と絞りで露出補正をした。
使った機材は以下に。

 

 

接写リングは12mm、20mm、36mm3分割できて、使うレンズによって使い分けができるが、今回は100mmのレンズなので全部乗せの68mmの接写リングとして使用した。
単なる筒の割にちょっと高いが、絞りなどの設定を使える電気接点を持つものの方が良いと思う。

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