美しい風景写真100人展の前、銀座のソニービルで開催中のサウンドプラネタリウムに行った。
高音質のハイレゾ音源と共にプラネタリウムを楽しむという企画で、映像はスクリーンとピカピカの床にも写り、横方向だけでなく縦方向にも広くなっている。
星が動くシーンでは、まるで自分が星の海の中を移動しているような感覚になって面白い。
時間は短いものの、無料でこれだけやってもらえば満足だ。
http://www.sonybuilding.jp/eventspace/opus/soundplanetarium/
今回サウンドプラネタリウムに行ったのは、プラネタリウムが見たいというのもあるけども、最近流行りのハイレゾにも興味があったからだ。
というのも、正直ハイレゾの何が良いのか私には良く分からない。
今回も、それほど良い音とは感じなかった。
むしろ、ソニーのスピーカー特有の(一応私が試した限りでは)ドンシャリが強く感じられ、それがちょっと耳に付くくらいの感じを受けた。
今回も結果として良く分からんというのが正直なところである。
●ハイレゾとは何ぞや
ハイレゾとはHigh-Resolution(ハイレゾリューション)の略で、高解像度の意味で、CDよりも幅広い音をより細かく記録したものとなる。
CDは一般的には44.1kHz/16bitとなっているが、ハイレゾではそれ以上、例えば192kHz/24bitで記録される。
そうすることによって、CDでは削られてしまう部分の高音域やより小さい音までも記録可能となる。
波形にすると、より幅広く、滑らかな形となる。
http://www.sony.jp/high-resolution/about/
MP3等で見られる192kbpsや64kbpsというのは、1秒間当たりのデータ量となり、数字が少ないければ、データが間引かれたこととなる。
圧縮前のWAVE形式のファイルは1411kbpsとなる。
私は128kbpsくらいになれば音がシャカシャカし出すので分かるが、それ以上は正直違いが分からない。
圧縮することでどれだけの音が削られるのか、コチラのサイトが分かりやすかった。
http://matome.naver.jp/odai/2140472596205355901
ただ、分からないからハイレゾは意味が無いとは思わない。
耳に聞こえるものだけが全てでは無いからだ。
あまり良い例えではないが、アドルフ・ヒトラーは演説の際、耳には聞こえない領域の重低音を流して威圧感を演出していたという。
体なのか頭に響くのかは分からないが、聞こえていない音が人の心理に影響を与えているのは確かである。
ただし、スピーカーの音質や音響環境の差を超えるものではないと感じた。
つまりは、ハイレゾを楽しむにはそれなりの環境や設備が必要なのだと思う。
それが分かっただけでも行ったかいはあっと言えるのかもしれない。
ちなみに、サウンドプラネタリウムの音楽の再生に使われていたのはこちらのアンプとスピーカーだそうだ。
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一本の値段ねwwww
ステレオアンプTA-A1ES |
酷評しちゃったけども、思った以上に高かったwwwww