土曜日は車検で木更津まで出た。
ちょっと諸事情あって木更津まで持っていっているのだけども、今回代車は借りずに電車で移動することにした。
クルマを預けた所から最寄りの駅は久留里線の祇園駅になるが、反対方向にもうちょっと余計に歩けばJRの木更津駅に出られる。
直で木更津駅に行っても良かったのだけども、せっかくなので久留里線の祇園から木更津駅まで乗ることにした。
これが祇園駅だ。
ちなみに祇園駅は国道410号(房総横断道路)に面しており、木更津に出る時は必ずといっていいほどここを通るのだけども、あまりに小さすぎてここが駅であることが分からなかった。
駅舎というか、待合室があるだけだ。
確かに看板には祇園駅前とか書いてあったりするのだけども、それは路地に入って行ったらなのだと思っていた。
まさか国道に面しているとは分からなかった。
ちなみに、祇園という地名は、昔大陸移動で京都とくっ付いていた頃の名残だとされている(ウソです)。
もちろんここは無人駅で、当然自動改札なんてものはない。
自慢じゃないけども、私は都会育ちで無人駅で乗り降りしたことはない(ウソです。電車すら通ってないど田舎に住んでるだけです)。
切符の買い方がわからなくてちょっと焦るが、発券機を発見し事なきを得る。
一応電車は一時間に一本は来ているようだ。
一日2.3本しかない長南町のバスよりは良心的である。
電車(電車じゃないけど)がやってきた。
写真はホームの方まで写っていたのだけども、さすがに誰か分かっちゃうのでそこはカットした。
乗客は一人か二人くらいを予想していたが、けっこう乗っている。
JRは内房線、外房線と海沿いしか網羅していないので、内陸方面へ伸びている線路は結局私鉄を使うしかないからだろう。
そういえば、小湊鉄道もいすみ鉄道も乗ったことはないので、ディーゼル車は初めてだったかもしれない。
確かにヒュイーンというモーター音の高まりがないような気がする。
かといって独特の味があるかといわれればそれはない。
というわけで、一区間だけ久留里線に乗り、木更津駅まで出た。
もちろん自動改札には対応していないので、料金は窓口で払うのだが、少し行列ができている。
窓口はSuicaに対応していた(前の人が払っていたので分かった)。
私は乗り鉄でも撮り鉄ではない上に一区間だけだったけども、ローカル鉄道も悪くないと思った。