Nikon D7100はローパスフィルターレスのみ。私の解像感も当社比2割増にwwwww

  ニコンからAPS-Cサイズの一眼レフ、D7100が発表された。 商品名から見ても分かるように、ハイアマチュア、プロ向けのD7000の後継機である。 とりあえずスペックを以下に羅列する。 ■有効画素数2410万画素、高い鮮鋭感を実現する光学ローパスフィルターレス仕様 ■高性能画像処理エンジン EXPEED 3 ■AFセンサーに新開発アドバンストマルチCAM 3500DXオートフォーカスセンサーモジュールを採用 ■f/8 対応、D4 同等のAF アルゴリズムを採用した高密度51点AFシステム ■約7コマ/ 秒の高速連続撮影も可能な 「対DX1.3×クロップ」 ■視野率約100%、ガラスペンタプリズム使用、本格仕様の光学ファインダー ■新搭載 RGBW配列、約122.9 万ドット、広視野角、3.2 型液晶モニター ■1920×1080:30p/60i 対応のフルHD Dムービー ■「対DX1.3×クロップベース」 も選べる、マルチエリアモードフルHD Dムービー ■ISO 25600 相当までの撮像感度&優れた高感度ノイズ低減処理 ■ライブビューでホワイトバランスのプリセットが可能なスポットホワイトバランス ■小型・軽量のマグネシウム合金採用ボディー ■レリーズテスト15万回をクリアーした、高精度・高耐久性シャッターユニット ■使用頻度の高い機能に素早くアクセスできる i (アイ)ボタン ■コマンダー機能搭載の内蔵フラッシュ ■SDメモリーカードダブルスロット ●全てローパスフィルターレス仕様に! 一番のトピックスはローパスフィルターレス仕様のみで、フィルター有りのものは用意されていない。 D800ではローパスフィルターの有無が選べたが、もうそれは必要ないという判断なのだろうか。 ローパスフィルターのメリットとデメリットについてはこちらを参照願います。 http://www.dcm99.com/knowledge/lowpass_filter.html 私が普段使っているキヤノンの7Dは当然ローパスフィルター有りである。 画素数の違いはあれど(7Dは1800万画素)ローパスフィルターの有無で、画質にどのくらいの差がでるか気になるところだ。 たぶん解像感はけっこう違ってくると思う。 あとは偽色がどの程度おさえられるか、だ。 偽色がきっちりおさえられるのであれば、もはやローパスフィルターは必要無いではないか。 とは言っても、シグマのFoveonセンサーや、
ライカMモノクローム
のようにカラーフィルターを持たないものでない限り、物理的に偽色は発生する。 ソフトウェアやカラーフィルターの配置など、ノウハウでネガを押さえ込むことができたのだろう。 でなければD800のように、フィルターの有無を選べるようにしているはずだ(後でフィルター有り仕様が出てきたりして・・・)。 ニコンってもっと保守的、悪く言えばお堅い会社かと思ってきた。 こういう冒険はキヤノンが先にやると思っていたのに、実際は違ったようだ。 キヤノンがローパスフィルターレスをやらないのは、技術が無いからか、それともあくまでローパスフィルターは必要で、撮った後でDPP(Digital Photo Professional:キヤノンのRAW現像ソフトで、デジタルレンズオプティマイザという、ローパスフィルターなどによる影響を補正できる機能がある)で補正せよということだろうか。 各社考え方の違いはあるのだろうけども、個人的には、パソコンでの画像補正は最低限に留めたい(デジタルレンズオプティマイザやると、画像サイズが倍くらいになっちゃうし)。 ということはニコン派ということになるのだがww もちろんシャープであれば良いというものでもないが、物理的に解像感が落とされているのに、それを後でソフトで上げるというのも無駄な話だ。 キヤノンにはぜひがんばってもらいたい(今更ニコンに乗り換えるお金無いっす!) と、その一方で「対DX1.3×クロップ」のようによく分からない機能も付けてくる。 http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d7100/features01.htm#a10 要は有効範囲を制限することで擬似望遠ができるよということなのだけれど、後でトリミングすれば良いんじゃないだろうか。 まあ、そうすることで連続撮影速度が、通常の6枚/秒から7枚に/秒に上がるようなので全く無駄とは言わないけれど、なんだかよく分からない・・・。 発売は3月になるという。 値段はボディのみで13万円前後のようである。 まあ、お金が有り余ってる人や、どうしても欲しい人以外は値段がこなれてくるまで待ちですかねwwww

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