青森県2日目。
一度行ってみたかった恐山へ行くこととした。
本州最北の観光地を謳う大湊の駅。てっぺんの駅だ。
大湊駅にて。ホテルが駅のすぐ脇にあるので、せっかくだから行ってみた。
恐山の湧き水である冷水(みやみず)。1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで若返る(意味不明)と言われている。自分は一杯だけとした。一応ここからが恐山となり、俗世とお別れとなる。
恐山へ続く道。けっこうワイディングロードだ。
三途の川にかかる橋。ちなみに正式名称は正津川のようだ。
周囲は山に囲まれている。
恐山の入り口。
入り口を入って。一応正式には恐山菩提寺という。貞観4年に開山。
六地蔵尊。
恐山山門。
あなたの知らない世界で見たようなお地蔵様と風車。それっぽい雰囲気になってきた。
戦没者慰霊の碑。人は死ぬと恐山に来るという。でも戦没者は英霊として靖国神社に祀られているのではなかっただろうか。
たしかにこの一帯だけこのように荒涼とした風景が広がっている。けっこう不気味だ。
高台から極楽浜を望む。たしかにこちらの荒涼とした風景と比べると、青い色をした湖は極楽に見える。
恐山を開山した慈覚大師円仁像。果たしてこんな大きな像を建てられて拝まれることを望んだのだろうか。
塩屋地獄。◯◯地獄というのがいくつもある。
恐山とカラスが似合いすぎてきて困る。
極楽浜へ降りてきた。この湖は宇曽利湖(うそりこ)という。カルデラ湖でPHは3.5かなり酸性が強い。なので魚はウグイが一種生息しているだけだという。極楽に見えて実は・・・。
血の池地獄と書かれているところは何の変哲もないただの池だった。でも周辺はこのように。
※クリックで拡大します。奥の院の2つめ。1つ目は撮っていなかった。3つ回ると願いが叶うという。
高台から恐山全体を見る。
五智如来。
違和感を覚えるくらい、この周辺だけ真っ白い。
歩きまわってけっこう冷えたので、せっかくだから温泉に入ることに。恐山の入場料を払えば温泉はタダで入れる。いくつか湧いていて、これは薬師の湯。この温泉は調子にのって長湯すると危険だ。5分くらい浸かっていただろうか、皮膚が痛くてたまらなくなった。かなり酸性が強いのだろう。で、上がった後に長湯しちゃダメと注意書きがしてあった。気が付かなかった。
せっかくならイタコさんに見てもらおうかと思っていたのだけれど、大祭などのときにしかいないのだそうだ。
残念。
人は死ぬと恐山に来るという。
恐山はどちらかというと地獄という雰囲気で、正直あまり来たいところではない。
震災で亡くなった人たちが迷わず成仏できることを祈ります。
白いドームのようなものは、しもきた克雪ドーム。スポーツイベントなどが行われるようだ。
釜臥山の展望台へ。完全に雲の中に入ってしまったようで、この距離でもよく見えない。
せっかくなので登山道を登る。
航空自衛隊のレーダーだと思われる。
建設途中のガメラレーダー。ガメラレーダーとは航空機や弾道、巡航ミサイルの探知と追跡を目的としたアクティブ・フェーズド・アレイ・レーダーとなる。その形状から、怪獣のガメラのようなのでガメラレーダーと呼ばれる。全部で4基設置予定で、下北半島以外は全て離島となる。
恐山の奥の院の3つ目。こんな所にも置かれている。というか、よくこんなところにレーダーを建てようと思ったものだ。
釜臥山獄大明神。ほこらにあるマークは太陽と月だ。
雨が降ってきたので薬研温泉郷へ。渓谷になっていて紅葉がきれいだ。
滝と紅葉が美しい。
かっぱの湯(写真中央付近)。せっかくなので入った。あまりきれいではないがタダで入れる。ぬるめのお湯で、川のせせらぎを聞きながら入れてとても気持ちが良かった。恐山では5分しか入れなかったので、敵のように1時間くらい入っていた。
恐山を開山した慈覚大師が大怪我をしてしまったとき、かっぱに助けられたそうだ。それでここはかっぱの湯と呼ばれるようになった。
RT @ma77_mi69: 日本三大霊場 恐山へ http://t.co/gf6TSul8
実際に目にするよりも綺麗なのでは…と感じるような写真がずらり。写真を頼りに行ってみたくなる。
日本三大恐山か。言わんとしてることは分かるけど、ちょっちじわじわくるwwww http://t.co/A0CcvrNL #青森県